8/4(火)船橋市前原商店会で保健所講師を招いた「新型コロナウイルス勉強会」
抗体検査キットの販売も
津田沼駅前の船橋市前原商店会(船橋市前原西2近辺)で新型コロナウイルス感染症対策に苦しむ飲食店を対象として「新型コロナウイルス勉強会」を8月27日、東武公民館で自主開催する事が分かった。
勉強会はソーシャルディスタンス実施の為、ホール定員の半分以下50人を最大人数として実施。講師には、船橋市保健所から専門職員が派遣される予定だという。定員に達し次第受付は終了するという。
船橋市内の個人経営飲食店の多くは、常連客の買い支えによって経営を生き永らえさせている状況。「都内と比較したらまだまし。都内で飲食店を経営する仲間は、店を開いてもお客さんが1日に2~3人という」と市内飲食店経営者。
通常と比較した場合の客足は大きく減っているが、テレワークの推進で都内勤務の会社員などが自宅で仕事をして早めに来店し行きつけの店で軽く食事するなどのニーズはあるようだ。そうした中で、飲食店経営者らが注目しているのは、感染症対策。このニーズをヒアリングし、同商店会では保健所と交渉し、自主的に勉強会の開催を決めた。
勉強会の内容は、「感染予防対策」「従業員が感染した時の対応」「店でクラスターが発生したら」「店舗洗浄」などをテーマに実施するという。
「感染症対策に悩む飲食店と、感染症が発生する事で対応する保健所の負担減を考え実施を決めた。商店会の会員に講演テーマについてアンケートをとった結果、感染症予防と抗体検査キット販売が上位だった」と勉強会開始の経緯を話す同商店会の会長大塚智明さん。
勉強会終了後には、参加店に終了証の発行や店頭に掲示可能な商店会独自のステッカー配布も計画している。「きちんとした感染症対策に関する知識を身に付け、対策をとることで安心して津田沼で飲食を楽しんでもらえるようにしたい」と大塚さん。
当日は抗体検査キットの販売も予定。同商店会の会員は、1社あたり5個まで無料で配布。6個目以上は1000円で購入可能。商店会会員以外でも、1個3000円で購入できるという。
申込方法は、以下の貼付申込書をFAXもしくは、メールで送付。定員の50人に達し次第受付を終了するという。
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