2020年08月06日 配信

8/6(木)本町の「餃子酒場」がまもなく1周年

コロナ自粛を機にメニューを一新

 船橋駅南口の駅前通りに面したビルの1階に餃子酒場(船橋市本町4-44-25、TEL047-489-1058)が昨年9月2日のオープンから間もなく1年を迎えようとしている。船橋市内の宴会場が軒並み閉店する中、100人規模の宴会が可能な施設としてにわかに注目を集めている。

 同店のオーナーは、中国人と日本人の血を引く実業家のTさん。中国東北地方で育ったTさんは、「船橋には本場の中国料理を提供している店が少ない」と、船橋での出店を決めた。

 これまで都内で約10年、「餃子酒場」ブランドのフランチャイズ立ち上げに関わってきたという。大きくても30席程度の店舗が主流だった同ブランド。開店率を上げるために餃子を主体でメニュー展開してきたという。しかし今回、1階40坪36席、2階約40坪最大100席という大型店舗での出店なので本場の中国料理を提供する方向に舵を切り、1年かけてメニュー構成を変更してきた。

 中華料理というときに日本人が広く認知している「広東料理」、北京ダックに代表される「北京料理」さらに、日本の中国人留学生の多くが東北出身だということから、東北地方の料理を加え、刀削麺や串料理、生肉からオーブンで焼き上げる北京ダックなどを看板メニューに宴会需要を狙った業態に。

 しかし、新型コロナウイルス感染症による営業自粛を受けて、3月から5月末まで完全に休業していたという同店。その間に料理長の王海軍さんと四川料理のメニュー化を進め、この7月からメニューに加えた。これで、同店一店で中国全土の味100種類以上のメニューを提供できるようになった。

 ランチメニューは、本日のランチ850円~山椒麻婆豆腐丼、中華丼(830円)、海鮮ちゃんぽん(850円)、五目あんかけ焼きそば(880円)など5種提供。点心3種にミニ麻婆豆腐、サラダ、蒸し鶏の冷菜、ライス、スープ、デザートがセットになった「昼点心セット(1000円)」なども提供する。

 一品料理は、「四川料理」川海老四川風炒め(880円)、四川風ホイコーロー(1280円)など14種。「汁なし鍋」に、汁なし白菜鍋(890円)、汁なし鴨の頭マーラー鍋(1380円)など9種。刀削麺セットは960円でメニューの中から好きな刀削麺を選び、本日の丼(又は半炒飯、ミニ山椒麻婆丼)と杏仁豆腐がセットになっている。

 営業時間は、11時半~15時、17時~23時半。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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