2020年08月01日 配信

アクション俳優として活躍する真青ハヤテさん

8/1(土)船橋出身の俳優・真青ハヤテさんがアクション映画を船橋で撮影

撮影は2021年1月を予定、クラウドファンディングも実施中

 船橋市出身・在住のアクション俳優であり映画監督でもある真青ハヤテさんが自主制作のアクション映画「ファースト・ミッション」撮影に向けてクラウドファンディングを行っている。

 真青ハヤテさんは、船橋小学校・中学校の卒業生。15歳で古流空手の門戸を叩き、パルクール競技者などを経て芸能界へ。俳優業と並行してパルクールの「空間を縦横無尽に使った」アクションや格闘シーンなど演出・指導もできる俳優というオリジナリティを武器に、第一線の映画などでもその存在感を高めてきた。

 古流空手の免許皆伝という腕前を持つハヤテさん。「日本の伝統文化を守っていかなければ」という思いをアクション映画にのせることで多くの人に知ってもらい、文化を残していきたいと考えて、表現としてのアクションを日々追求している。

 「古流空手は最小限の動きで相手を倒す武術。そのまま使ってしまうと華がない。魅せる部分もありつつ、格闘ファンも納得してくれるアクションに仕上げられるのは俳優と古流空手の両方をやってきた僕だけの技術」とハヤテさん。

 今回撮影する「ファースト・ミッション」では、監督、コーディネーター、俳優、女優など第一線のアクション映画に関わるスタッフが「本当に撮りたかった映像」を撮るためにプライベートの時間を使って集結する。

 新型コロナウイルス感染症の影響が少なくない映画業界。皆先が見えず、こうべを垂れている今だからこそ「アクションでみんなを元気にしたい」と、ハヤテさんは自らメガホンをとる。

 撮影場所は、幼馴染らの協力を得て船橋市の景観重要建造物に登録されている大正7年に建築された和菓子屋「廣瀬直船堂」や、慶応元年創業の老舗割烹「稲荷屋」など船橋市内を予定している。

 また、撮影チームには活動に共感してくれた10年来の友人小林純也さんも合流。脳梗塞からカムバックして、ボクサー復帰を目指している青年で、現在は理学療法士として現役で活躍しているという。小林さんが中心となって脳卒中から生還した人たちが活躍の場を広げる為、活動している「脳卒中サバイバー」も映画作りの中で活躍する予定だ。

 「撮影の中でそれぞれの特徴をいかして、協力し合える部分を分担していく。『障がい者が頑張っている』というのではなく、一緒に面白い作品を作っていくことで可能性を広げそれを見た人にとっても励みになる企画にしたい」とハヤテさん。

 主演女優は、SNS上で「#ファーストミッション女優チャレンジ」とハッシュタグをつけて公開されている動画に8月9日までの期間、クラウドファンディング参加者が支援額に応じた票数を投票できる仕組みをとっている。

 クラウドファンディングでは、「映画観賞券」「作品ポスター(B4サイズ)」「完成DVD」「エンドクレジット、HP、台本に名前」「サイン入り台本」「メイキング動画の共有」「メインキャストとの食事会」「一日監督」「キャストとの初心者パルクール体験」「関係者としての試写会、打ち上げ、撮影見学」などの特典を支援額に応じて用意。

 支援額は1000円~200万円まで13段階を設定。撮影開始は1月初旬。5~6日程度で撮影を終了させる予定だという。

 クラウドファンディングの公式ページは、「自主映画でコロナをぶっとばす!脳卒中サバイバーとガチアクション映画を作りたい!!」から。クラウドファンディングの募集期間は、10月9日23時59分まで。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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