2020年07月31日 配信

大きな窓からの季節の花々が魅力のカフェ

7/30(木)船橋と習志野の市境・三山に「カフェいとへん」

大きな窓からの借景とハンドドリップコーヒーの店

 船橋市と習志野市の丁度市境にあるカフェいとへん(船橋市三山9-35-1、TEL047-778-2385)が昨年8月2日の創業から間もなく1周年を迎える。

 同店は、船橋市三山の住宅街で自宅1階のスペースを店舗として開業。窓から臨む実籾自然公園(習志野市実籾6-28)は、習志野市が管理する自然豊かな都市公園。同店壁一面を使って広くとられた窓からは公園の新緑やウメやキンモクセイなどの四季折々の花々、それを目指してやってくる小鳥を借景として楽しめる。

 同店は、9坪の建物1階部分を6坪使用して営業。前述の窓以外の壁面は漆喰を塗った白壁。ところどころのアクセントになっている木材やテーブル、カウンターも含めて内装は全てオーナーの横山真子さんがDIYによって制作したという。店内は、窓外を眺める5席と、横山さんの立つ厨房に向かう4席合わせて全てカウンターの9席からなっている。

 「図面を引いたのも私なんです」と横山さん。自分の住む家と店舗を一体化させ効率よく住環境と店舗とが共存する建物は随所に生活と店舗が共存できる工夫が凝らされている。

 これまで飲食店の接客やツアーコンダクター、金融機関のコールセンターなど30年間様々な職種を経験。女手一つで男子2人を育て上げた。今回1周年を迎える店舗兼住宅は子どもたちからのプレゼントだという。

 ホットコーヒー(400円)は浅煎りと中煎りの2種類を用意。深煎りはアイスコーヒー(400円)として提供している。その他、ドリンクメニューとしてアイスティ(400円)、ホットティ(アッサム500円、ダージリン550円)。落ち着いた味に固定ファンの多い手作りのケーキは、ベイクドチーズケーキ(400円)シフォンケーキ(350円)パウンドケーキ(1000円)などのラインナップが用意されている。

 1日8食~10食程度の限定で提供している日替わり定食(650円)は、横山さんが気まぐれにメニューを考案し季節に合わせたものや旬な食材などによって提供。

 開店からおよそ1年。住宅地の中に溶け込むように開業している同店を訪ねて、若い主婦や若いスイーツ男子が訪れる。時には姉や母のように肩の力が抜けた様子でおっとり話す横山さん。同年輩の女性たちは気兼ねなく話せる横山さんの人柄にひと時の安らぎを感じるのだという。

 営業時間は、11時45分~17時。日・月定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 戸建ての1階スペースをカフェとして開業

  • 1日8~10食限定の日替わりランチ(650円)

  • オーナーの横山さん自慢のアイスコーヒー

  • 手作りのDIYが光る店内の内装

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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