2020年07月27日 配信

7/27(月)北習志野のJuJu広場でふなっしーエコバッグ配布

電話de詐欺防止を目的とした啓発活動で

 千葉県内でも電話de詐欺被害が最も多い船橋市。市内東部地域で被害を未然に防ぐための啓発活動が7月27日、北習志野駅近くのJuJu広場(船橋市習志野台2-6-14付近)で行われた。

 啓発活動にはこの日の活動用に特別に制作された「ポリスふなっしー」デザインのエコバッグを使用。約30分の活動で300枚のエコバッグとともに啓発チラシが手渡された。

 ポリスふなっしーのイラストは、数年前に似顔絵捜査官が描いたものを再び活用。エコバッグ制作の為にふなっしーには特別に許可を得ている。

 エコバッグは緑、青、赤の三色を制作。船橋東警察署生活安全課の職員、船橋市職員、少年警察ボランティアメンバーなど総勢20人以上で活動を行った。

 詐欺事件が実際に起きると捜査に当たるのは「刑事課」になるというが、今回は未然に防ぐための啓発活動を目的としている為、「生活安全課」が担当。「受け子」と呼ばれる現金の受け渡し役に少年が関わる事が多い事から普段は少年の補導などを目的に巡回パトロールなどを行っている「少年警察ボランティア」へ協力要請を行ったという。

 船橋東警察署の内川正年署長は、「千葉県では599件の電話de詐欺被害があがっている。船橋市内では79件でワースト1。昨年比では県が121件の減、船橋市で29件の減ではあるもののコロナ禍の外出自粛で減少している可能性もあり決して楽観できない」とコメント。梅雨が明け盛夏に向かうにつれて例年被害件数が増えることからこの時期に啓発活動を行ったという。

 啓発活動に参加した少年警察ボランティア・会長の割田秀和さん(71)は、「チラシとエコバッグを一緒に渡したことで話を聞かせてくれる人が多かったように感じれる。声掛けを行う中で電話de詐欺について心当たりがあるという方もいらしたので活動に関われて良かった」と感想を話した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 電話de詐欺の対象になりそうな市民に声掛けする

  • 商店街に散って啓発活動をするボランティアスタッフ

  • 電話de詐欺被害についての情報を共有する参加者ら

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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