2020年07月23日 配信

プレーする原選手 ©CHIBA JETS FUNABASHI/PHOTO:JunjiHara  

7/23(木)千葉ジェッツの原修太選手が指定難病を患っていることを発表

状態は良く、プロレベルのプレーにも問題なし

 千葉ジェッツふなばし(本部:船橋市湊町 2-3-17 湯浅船橋ビル6F、TEL 047-401-4084)の原修太選手は7月22日、同社からの報道関係向けのリリースで、原選手が国の指定難病である潰瘍性大腸炎を患っていることを発表した。

 原選手は1993年生まれ、高根台中学校を卒業している地元っ子の選手。同社が発表したリリースによると、原選手は
約2年程前に体調に異変を感じ、病院にて検査を受けたところ指定難病とされる潰瘍性大腸炎と診断されていたという。

 潰瘍性大腸炎は、血便、下痢、腹痛が主な症状で、内閣総理大臣安倍晋三氏が患っていることでも名が知られている病気。原選手が調べたところ、この病気をかかえながら競技を続けるアスリートが多いこともわかったという。

 発表がこのタイミングに至ったことについては、「プロレベルでのプレーにも問題がない状態であったことや、皆さまに余計な心配を掛けたくないという本人やチームの意向もあり、詳細の発表は控えておりました。しかし、この度、同じように病気に苦しむ方や、健康上の理由などで辛い生活を強いられている方、目標に向けて頑張る子どもたちなどに元気を届けたい、敢えて病名を公表することで伝えられるメッセージを発信していきたいという本人の強い要望があり、皆さまに改めてご報告することとなりました」と発表した。

 原選手からのコメントも添えられており、原選手は「もっとたくさんの人に勇気を与えることができればと今回改めて病名を発表することを決心しました! 急な発表で驚かせてしまったかもしれませんが、現在も状態は良く、開幕に向けて練習もしっかりできているので安心してください! これから試合以外でもいろいろな活動にチャレンジしたいと考えていますので、ぜひ皆さんも温かく見守ってもらえたら嬉しいです! よろしくお願いします!」と寄せている。

 原選手は、新型コロナウイルスによる外出自粛期間中、本人のツイッターでバスケットボールをプレゼントする企画「ハラの輪」を実施していたが、同企画を継続することも発表した。この企画を通して、病院や施設との交流など、社会貢献活動へ積極的に参加していく強い意向を持っているのだという。

 同日、原選手のツイッターでは「今はすこぶる体調良いです。試合はもちろんオフコートでも社会貢献活動に力入れていきたいと思ってます! みんな困ったら俺が力になるよ」とツイートしている。

 千葉ジェッツふなばしとしても、「一プロスポーツ選手としての原選手の活動を全面的にバックアップしていく所存です」と原選手をサポートする。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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