2020年07月08日 配信

寄贈する赤穂選手サイン入り34cmの靴を持って、恩師である近藤教頭先生と

7/8(水)市船卒業生・赤穂雷太選手が「千葉ジェッツ」入り

母校・市船を表敬訪問し恩師や後輩と交流

 市立船橋高等学校(船橋市市場4-5-1)の卒業生で、現在は青山学院大学4年の赤穂雷太(あかほらいた)さん(21)がプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツふなばし」に特別指定プロ契約選手として入団が決まったことを報告するため、7月7日、母校・市船を訪問した。

 赤穂雷太さんは石川県七尾市出身。地元の中学校を卒業後、2014年に市立船橋高校に入学。同校バスケットボール部では男子U18日本代表選手に選ばれるなど活躍。その後は、青山学院大学でもバスケットボール部で活躍してきた。今年1~3月はB.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」の特別契約選手(アマチュア)として試合では存在感のあるプレーを見せつけてきた。

 7日は「千葉ジェッツふなばし」の田村征也社長らと共に市立船橋高校を訪問。都丸輝信校長にジェッツへ入団するにあたっての思いを話した。赤穂選手は「横浜でBリーグを経験し、自分が一番成長するにはもっと高いレベルでプレーした方が自分の成長につながると思った」と明かし、また「競技人生というのは限られていると思う。東京オリンピックなどで日本代表になることも目標にしたい」とも話した。

 都丸校長は「千葉県に帰って来てくれてうれしい。ジェッツで活躍して日本を代表する選手になり、千葉県に明るい話題を提供していただけたら」とエールを送った。

 赤穂選手の市船在校時、バスケットボール部の監督であり、現在同校の教頭である近藤義行先生は「赤穂くんは入学当時、足は大きかったが、体はそれほど大きくはなかった(現在の赤穂選手の身長は196cm)。かなり伸びしろのある選手だったが、こんなにも早く地元でのジェッツ入りは、この上ない喜びです」と笑顔で話すと、赤穂選手は「近藤先生が高校3年間で自分の特徴などを見つけてくれ、ポイントガードとして使ってくれていなかったら、今の自分はない。練習は苦しかったけれど今ではいい思い出です」と振り返った。

 今年7月、「千葉ジェッツふなばし」の代表取締役に就任した田村さんは「チームの新しいミッションは『千葉県をバスケットボール王国にする』こと。赤穂選手は私共の地域愛着をベースとした活動の理想形のひとつ。地元を代表するスーパースターになってもらいたい」と抱負を話した。

 赤穂選手は後輩部員たちが練習する体育館も訪れ、部員たちに「今年はコロナでインターハイがなくなったけれどウインターカップが残っているので、それを目標に頑張ってください。自分もしっかり結果を残せるように頑張るので、試合があるときはぜひ応援に来てください」と挨拶し、練習を見学した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 中央が赤穂選手

  • 後輩であるバスケ部男女の部長から赤穂選手へ挨拶があった

  • 男子バスケ部の練習を見学する時間も

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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