2020年07月05日 配信

千葉県の花をモチーフにしたアイドルグループ

7/5(日)津田沼のライブカフェBelle Amieからアイドルグループ「CHIBAフラワーガールズ」

コロナ禍でクラウドファンディング実施も

 津田沼駅近くのライブカフェ「Belle Amie(ベラミー)」(船橋市前原西2-21-18、TEL047-411-8151)で6月27日、千葉県内の花をモチーフにしたアイドルグループ「CHIBAフラワーガールズ」がプレデビューを果たした。

 同グループは、千葉県内の各市町村の花をモチーフに、メンバーそれぞれが「担当花」を持ち、花言葉をイメージした特徴で地域を盛り上げていくことを目標に活動していくという。和と癒しをテーマに地域を盛り上げていく地道な活動を行っていく予定だ。

 活動開始が決まったのは昨年末。今年1月頃からメンバーの募集を開始、2月にはオーディションを行い4人の候補生が決まっていたというが新型コロナウイルス感染症の自粛。ライブもレッスンも自粛したためオーディションで決まったメンバーも活動前にバラバラになってしまったという。

 また特にライブハウスでの活動は、政府や報道のやり玉にあげられた為に3月・4月は開店休業状態。3月~5月までの売上はほぼゼロだったという。同事務所代表の渡邉義幸さんは「西千葉にもライブハウスを経営しているがそちらは完全に活動中止。津田沼はライブカフェなので飲食店としては稼働開始出来ている分だけマシです」と先の見えないコロナ禍への胸中を明かす。

 5月からメンバーが合流してレッスンとオンライン配信は再開。事務所の立て直しとグループの認知を向上を目的にクラウドファンディングも立ち上げた。コロナ自粛の期間はメンバーそれぞれがSNSなどで近況を報告を行ったり、動画配信サイトなどを活用してファンとのコミュニケーションに努めてきたという。

 現在メンバーは5人。同事務所に5年所属しているMayuRiさん(担当花:ツバキ)をリーダーに、藍野百々花さん(担当花:チューリップ)、宇利涼加さん(担当花:アジサイ)、maiさん(担当花:バラ)、中山ゆまさん(担当花:リンドウ)が初期メンバーとして6月19日から徐々に活動を再開している。

 これまでソロで活動していたMayuRiさんは、コロナ禍の大ダメージで意気消沈していた渡邉さんに「私たちがみんなを元気づける時」と声をかけ、メンバーを奮起させた。「タイムロケッツ」という別ユニットで活動していた藍野さんと宇利さんも「こういう時こそ、チームになって皆で力を合わせなきゃ」とフラワーガールズ合流を決意した。

 同事務所は昨年秋の台風でビルの電気系統が被害を受け1か月間、同所での活動を休止させ荒れた経験を持つ。巻き返しを掛けて年末から企画してきた新ユニット結成だったが、お披露目前にコロナショックで自粛。年内のイベントはほぼ中止になってしまったという。「県内中心に三密にならないオープンスペースでの活動を許可してくれれば伺って元気を届けます。皆さんの役に立つことがアイドルのモチベーションと存在意義につながります」と呼びかける。

 同事務所では、アイドルによる小規模なイベントを募集している。商業施設や商店街の空きスペースなどで活動を許可してくれれば小規模なライブなども行える。今後は、農産物や街づくりに関する情報発信などにも協力していきたいと意気込んでいる。CHIBAフラワーガールズの活動は、毎週火曜・日曜日が津田沼Belle Amie。毎月一回日曜日に西千葉ZX(千葉市中央区春日2-25-5)を予定している。

CHIBAフラワーガールズのクラウドファンディングページ https://camp-fire.jp/projects/view/284308

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • コロナ禍を耐え抜いた「CHIBAフラワーガールズ」メンバー

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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