2020年06月30日 配信

「三番瀬風景」

6/30(火)「ふなばし百景コンクール」の一部作品が「ZOOM」背景画像用に公開・配布

船橋市のPRにつながるように

 2013年から開催している船橋の風景をテーマとした絵画と写真の公募展「ふなばし百景コンクール」を主催する「ふなばし百景コンクール実行委員会」(船橋市高瀬町31-6 シンポウコーポレーション内)が6月16日、応募作品の中から作者に許諾を確認している4作品の加工データを、オンラインビデオ会議アプリケーション「Zoom」背景画像用に公開・配布した。

 Zoomは、ビデオ会議用のアプリケーションで、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、リモートワークで利用者が増えている。公開されている作品は「真夏の顔」「三番瀬風景」「帰港」「太陽の池(夏)」の4作品で、いずれも船橋ならではのロケーションになっている。

 「ふなばし百景コンクール」の本来の趣旨は、「わたしが知っている船橋」という観点で、観光写真とは違った船橋らしいロケーションや船橋の魅力をを知るところにあるが、今回はZoomでの公開ということで、過去の作品からより船橋らしいものを選んだという。

 「コロナ禍で展覧会などが開けない中、作品を展示できる場所がなく、何かしらの形でつながり続けていきたいと考えました。しばらくは非接触型で、みなさんと作品を共有することなどを続けていきたいと思っています」と同社スタッフ。

 しかし、2020年の同コンクールについては6月29日、開催見送りを発表。新型コロナウイルス感染拡大を前提として新しい生活様式を鑑みるにあたり、外出や接触の機会を増やしてしまう可能性や、自粛が長引いた中で今後の安全な運営を行うための十分な準備時間確保できないこと、展覧会や表彰式で出席者やスタッフなどの接触が避けられないことが懸念されるため、という苦渋の決断だったという。

 同社スタッフは「安全に公募展が運営できる体制が整いましたら、改めてコンクールを開催する予定です。また、過去のイラスト作品から、Zoom背景用に公開を検討もしていますので、7年間の感謝をポスターと共にお楽しみいただければと思います」と感謝の気持ちを話した。画像ダウンロードは「ふなばし百景コンクール」サイト内のこちらからダウンロード可能。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 「太陽の池(夏)」

  • 「帰港」

  • 「真夏の顔」

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