2020年06月28日 配信

手前が「厚揚げ豆腐レモングラス風味」、左奥が「手作りサテのイカ炒め」、右奥が「空心菜サラダ」

6/28(日)ベトナム料理教室が中央公民館で市内初開催

ベトナム料理店店主の「船橋とベトナムの友好関係を築きたい」思いから

 市内のベトナム食堂「フォーホア」(船橋市本町1-5-1、TEL 047-404-7735)船橋店の料理長ボーミンホアさんを迎えて6月28日、船橋市中央公民館(船橋市本町2-2-5、TEL 047-404-7735)で「ベトナムお料理教室」が開催された。

 「フォーホア」店主の古井敏博さんは、「船橋市にはベトナムの方が3000人ほどいます。これは全国10番目の数です。そんな船橋ですので、もっとベトナムを知ってもらいたいとの気持ちがありますし、友好関係を築きたいと思いました」と、開催のきっかけを話した。「ベトナムの人にとって船橋はとても住みやすい町のようです」とも。

 そして、付き合いのあった、ベトナム好きの伊藤宏美さんと宗野永枝さんが2017年に立ち上げた「船橋ベトナム同好会」に声を掛け、開催に至ったという。

 第1回目で作った料理は「空心菜サラダ」「厚揚げ豆腐レモングラス風味」「手作りサテのイカ炒め」の3種。ボーミンホアさんが調理台で調理するのを見てから、参加者はグループに分かれ各調理台で調理を進めた。ボーミンホアさんの動作や説明を古井さんが補足しながら、伊藤さんや宗野さんもアシストし、3種の料理が次々とできあがっていった。

 「空心菜サラダ」では、空心菜をカットする「空心菜カッター」を見せ、「ベトナムの家庭には必ずといってもいいほどある調理器具なんですよ」と古井さんが話すと、それぞれ慣れない手つきながらも楽しそうに空心菜をカットする場面も見られた。

 古井さんは店舗で使う野菜の調達に、日ごろから船橋市場(市場1-8-1)にある「カネマン」と付き合いがあるという。今回はカネマンの社長石井安子さんと姉の伊東美和子さんも参加。石井さんは「楽しい経験ができ、次回も参加したいと思っています」と話した。「私たちも船橋市とベトナムの繋がりを、あらゆる方向から市民に広めたいと思っています」とも。

 新型コロナウイルス対策として、少人数で、お互いの距離を1メートルから2メートル程度確保した。マスクの着用、手洗い手指消毒なども徹底。熱中症対策として、水分をこまめにとることなども対策している。

 伊藤さんは、「現地の人しか知らないベトナムの食文化や体験談など、ベトナムの情報が満載の教室になりますので、ご興味のある方はお気軽に参加してみてください」と話す。 

 第2回は8月29日、第3回は10月24日、第4回は11月28日、第5回が2021年1月23日になる。1回だけの参加もできる。受講料1回3,000円。持ち物はマスク、筆記用具、エプロン、手拭きタオル。いずれも場所は船橋市中央公民館。開催時間は14時~16時。

 問い合わせはベトナム食堂フォーホア(TEL 090-8538-2349)まで。

 関連サイト: https://myfuna.net/events/event/6-28

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 空心菜カッターの説明をするボーミンホアさん

  • 試食をする参加者

  • 参加者とボーミンホアさんで記念撮影

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