2020年06月16日 配信

境内に設置されている茅の輪

6/16(火)二宮神社でカラフルな「夏詣」限定御朱印

「風鈴の路」や「七夕笹飾り」が境内を彩る

 二宮神社(船橋市三山5-20-1、TEL 047-472-1213)では6月1日からの参拝を「夏詣」(なつもうで)と題し、参拝客が茅の輪(ちのわ)や七夕笹飾り、風鈴の飾りなどから季節行事を感じられるほか、6月8日からは期間限定のカラフルな御朱印が頒布されている。

 同神社は、平安初期の弘仁年間に創建されたと伝えられている歴史ある神社。嵯峨天皇の勅創に係わる神社で古来から安産の神として地域の人々に親しまれている。

 近年では毎年恒例となっている「ふなっしー」干支デザイン御守りの頒布で注目されているほか、「二宮」という名前がついていることからアイドルグループ「嵐」のファンが「聖地」として訪れるケースも増えている。

 同神社では毎年6月30日は古くから「夏越の大祓式(おおはらえしき)」として半年間の罪けがれを祓い清める式が執り行われている。その一環で境内には6月初旬から茅の輪が設置され、参拝客は誰でも茅の輪くぐりを体験できるようになっている。

 また境内に小川が流れる同神社は水にも縁あることから、7月7日には「水まつり」を行う。「これは水神様の御神徳に感謝をする神事です」と同神社の鳥居南圭吾さん。

 こうした季節の催しが続くこともあり、同神社では頒布する朱印にも季節感を持たせ、昨年から「夏詣」の限定朱印の頒布を開始。さらに今年は「夏詣朱印」2種に加え「夏季限定朱印」の計3種類を期間限定で頒布。ピンクや黄緑、水色といったカラフルなインクが使用された朱印は目を引くデザインとなっている。

 「水にちなんだ神社でもあるので『夏詣期間限定朱印 睡蓮』は、睡蓮をあしらっています。左上には、神主と巫女をデザインした2体がありますが、実はこれ、以前、参拝くださった方が突然プレゼントしてくれた折り紙からデザインを起こしたものなんです」と鳥居南さん。デザインは鳥居南さんが描き、それをステンシルシートで型に起こしているのとだという。

 オーソドックスな夏詣朱印には、現在はアマビエの判も押される。また夏季限定朱印「龍」は、本殿に彫られている水の神・龍が描かれた朱印で、こちらには金色のインクが使用される。

 さらに夏の演出として、今月15日からは境内へと続く小道に風鈴が飾られ、「風鈴の路」が登場している。

 「おかげさまで朱印を求める方にも多く参拝いただいてます。時には混みあってしまい、1時間ほどお待たせしてしまうこともあるため、現在は郵送での頒布もしております」と鳥居南さんは話す。また、「今年3月下旬にはホームページも一新、YouTubeで当神社を紹介する動画もあげています。ドローンも使用し、音楽や演出にもこだわりました。ぜひ見ていただきたいです」とも。

  夏詣朱印は初穂料500円、夏季限定朱印「龍」は初穂料1000円。夏詣期間限定朱印「睡蓮」は6月30日までの頒布予定で初穂料1000円。授与所開設時間は9時~16時、朱印受付は15時30分まで。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 授与所前には「夏詣」のパネルが

  • 参拝客からの贈り物である折り紙

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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