6/6(土)山口横丁に「まるは」グループが「とんかつ極み」
低温熟成調理した千葉県産SPF豚を使用
JR船橋駅南口から徒歩7分ほどの山口横丁に「とんかつ極み」(船橋市本町4-38-22 1F TEL047-409-7066)が5月4日、オープンした。
同店は船橋市内などで飲食店を展開する「まるは」グループの店舗。以前この場所には「牛そば まるは」があったが、打ち出す商品を一新した。
「とんかつ極み」では千葉県香取郡東庄町のブランド豚「SPF豚 東の匠」を使用するとんかつ専門店。SPFとはSpecific(特定の)Pathogen(病原体)Free(無い)の略で、していされた病原体を持っていないという意味。東庄町の豊かな自然のなかの手入れの行き届いた養豚場で育てられた豚は甘味がある脂身と味わいのある赤身が特徴である。
そんなこだわりの肉を7時間かけて低温熟成調理し、しっとりと柔らかくなった豚肉を、サクッとした衣になるよう揚げている。「当店のとんかつは千葉県産の上質の豚肉を使い独自の方法で調理している」と店長で料理長も務める村木尚克さん(45)は話す。
「新コロナウイルスによる緊急事態宣言真っただ中のオープンで苦戦しました。テイクアウトの弁当販売をしてきたが、ようやく店内の客足が伸びてきました」と村木さん。村木さんは、同店に近い仲通り商店会にある「イタリアンバル ワインと泡の店33」(船橋市本町4-41-29)の店長、料理長も務める人だ。
約20坪の同店は、道路に面してテラス席も設ける。テラスには6人掛けが1卓、店内は1人客も座りやすい8人掛けのカウンターテーブルがあり、4人掛けテーブルは1卓。
外観、店内ともに落ち着いた色合いの床・壁で、木の温もりも感じられるしつらえになっており、各テーブルには紙エプロンを用意する。
メニューには「ロースとんかつ」「リブロースステーキ」などの弁当もあり、弁当にはごはん、キャベツ、副菜が付いて各1,000~1,300円。
店内飲食の御膳には豚汁がついて1,050~1,350円。千切りキャベツはお替わりができ、1回目は無料、2回目以降は50円。ごはん大盛はプラス100円となる。
ソースは自家製のオニオンを使った「ステーキソース」、白ごま、りんごジュースをブレンドした「とんかつソース」を用意する。数量限定の「ミルフィーユかつ(130g)」(弁当1,300円、店内1,350円)用には、練りごまと出汁を使った「ごまだれ」の3種類を用意している。キャベツには特製の「塩ドレッシング」も備えている。
新コロナウイルス感染予防のため、入り口には消毒液を設置。店内は換気にも気を配り、大型空気清浄機を使用している。テーブルはこまめに消毒液を使って拭いているという。
同店ではティラミスなどを「日替わりデザート」(250円)を用意するほか、えびワンタンなどの「日替わりおつまみ」(400円)なども提供し、全て手作りとなっている。
営業時間は11時~20時。月曜定休。入り口手前に券売機があり、店内飲食・弁当ともに、先にチケットを購入するシステムとなっている。
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