ガラス張りに暖簾が映える外観

6/3（水）「将泰庵 船橋総本店」が自社ビルで6月1日オープン

大理石のテーブルに個室完備、バリアフリーにも対応

　「飲めるハンバーグ」でメディアでも話題となってきた「将泰庵（しょうたいあん）」が「将泰庵 船橋総本店」（船橋市本町3-5-31 将泰庵ビル、TEL047-409-9889）を6月1日にオープンした。

　「将泰庵」は1号店となる「将泰庵本店」を2011年にオープン。場所は今回オープンした店舗の隣りで、現在も「将泰庵本店」（船橋市本町3-5-1 石田ビル1F）は営業している。

　企業名は以前は「トッペミート」（代表：木原徹さん）だったが、今年6月1日から社名を株式会社将泰庵に変更。同社は2013年には東京・渋谷2号店をオープン。その後、都内にも店舗を増やし、タイ・バンコクに1店舗、市内には「将泰庵　船橋はなれ」（船橋市本町4-3-5 大西園ビル2F）、「将泰庵DINER　シャポー船橋」（船橋市本町7-1-1 シャポー船橋南館3階）をオープンしている。昨年10月には幕張にも店舗を出し、現在は9店舗展開している。

　今年4月に完成した自社ビルは、1、2階の約60坪が「将泰庵 船橋総本店」となり、5階が将泰庵本社。同ビルの3、4階は貸しオフィスとなり、現在もテナントを募集しているという。

　同店は5月にオープンの予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期し、6月1日オープンに。

　店舗はガラス張りで、大きな暖簾をくぐると右にはワインセラー、左には高い天井のフロアが広がる。1、2階合わせて大理石のテーブルは12卓、赤の布張りの椅子席は42席。そのうち、完全個室は1階に1室（4人用）、2階には2～4人定員の個室を5部屋用意する。人数によっては2室を使用して8人まで対応可。床はバリアフリーで、エレベーターも設置する。

　店長の澤野翔さん（32）は「将泰庵は100年企業を目指しています。100年経っても変わらない店として『船橋総本店』をオープンしました。大正ロマンを彷彿とさせるラグジュアリーな空間で上質の牛肉をお召し上がり下さい。隣の本店は和室もあり、その温かな雰囲気は長く親しまれています」と話す。

　メニューについては「船橋本店、船橋はなれ店などと同じで、日本各地のA5ランクの黒毛和牛の中でも肉質の柔らかい月齢30カ月以上の雌牛を吟味して提供しています」と澤野さん。ドリンクは各種提供し、船橋総本店はワイン（赤・白）、スパークリングワインなど40種類以上を取りそろえる。

　ランチには将泰庵の名物ともいえる「飲めるハンバーグ」がセットになった「飲めるハンバーグ御前」（おろしポン酢添えハンバーグ200g、赤出汁、前菜、サラダ付き。ごはんは大盛無料。1,400円～）を数量限定で用意。ほかには、丼ランチ（1,700円～）、焼肉御前（1,500円～）などもある。

　ディナーはコース料理が5,800円～（税別）のほかに、ユッケ、握り寿司、焼き肉の単品メニューなど。子ども向けには、牛肉を使ったパスタやリゾット（各780円、税別）も提供する。

　同店のオープン初日は予約が多く入り、順調な滑り出しとなったという。オープン記念で同店と隣りの船橋本店、船橋はなれ店と都内2店（新日本橋、恵比寿）では「ドリンク99円（税別）」を6月末まで実施している（前日までに要予約。1人5,000以上の注文などの条件あり）。

　同店では新型コロナイルスの感染予防策として、店内消毒、従業員の衛生・健康管理などを徹底するほか、各テーブルには消毒液を常備。来店者には食事中に着用したマスクが汚れないように袋を用意する。

　営業時間は平日ランチ＝11時30分～14時（L.O.13 時30分）、ディナー＝17時～23時（22時30分）。土・日曜、祝日＝ランチ11時30分～15時（L.O.14時30分）、ディナー＝15時～23時（L.O.22時30分）。定休日は月曜日のランチのみ（祝日の場合は営業）、ディナーは営業。テイクアウト対応は現在も続けている。

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