2020年06月01日 配信

長尾常史さん(左)にゴーヤの苗を渡す伊藤高広さん(中央)と森田政吾さん(右)

6/1(月)日本造園建設業協会千葉県支部がゴーヤ苗を船橋市に寄贈

緑化や節電に寄与

 日本造園建設業協会千葉県支部」から「緑のカーテン」を通して公共施設の緑化と節電に役立ててほしいとゴーヤの苗600株の寄贈を受け6月1日、寄贈式を総合教育センター(船橋市東町834)玄関前で行った。

 同日の出席者は、日本造園建設業協会千葉県支部長の伊藤高広さんと同支部「森田植物園」(船橋市行田1-26-33)代表の森田政吾さん、船橋市総合教育センター副所長の長尾常史さん。

 この寄贈は2011(平成23)年に始まり、今年で10回目になるという。船橋市が温暖化対策のひとつとして行っている「緑のカーテン事業」に同千葉県支部が賛同し、市の公共施設に「緑のカーテン」があふれることを期待し実現したもの。

 ゴーヤについて「成長が早く、育てやすい」と森田さん。「身を食べても熱中症予防になる」とも。寄贈されたゴーヤの苗は、明日から市内で希望のあった学校へ届けられるという。

 船橋市の「緑のカーテン事業」は、2008(平成20)年度から地球温暖化対策のひとつとして、積極的に緑のカーテンの普及を推進している。「緑のカーテン」は、ゴーヤなどのつる性の植物で窓をカーテンのように覆うもの。南側の窓から差し込む日差しを遮り、室温の上昇を抑えることで、夏のクーラーの利用を抑え、CO2の排出量を減らすことにつながる。

 2009(平成21)年度から2018(平成30)年度までは、公共施設や市民が作った緑のカーテンを募集し、表彰を行う「緑のカーテンコンクール」を開催。昨年度からはコンクールに替え、育成アンケートと緑のカーテンの写真を募集し、抽選で自転車などの景品が当たるキャンペーンを実施している。

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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