車両側面に千葉ロッテマリーンズの選手 がデザインされたマリーンズ号

5/30（土）新京成電鉄でラッピング電車「2020年マリーンズ号」

佐々木朗希選手など11人の選手のデザインシートなど

　新京成電鉄（本社：鎌ケ谷市くぬぎ山4-1-12）は5月29日、電車車体側面から車内まで千葉ロッテマリーンズ一色に装飾したラッピング電車「2020年マリーンズ号」の運行を開始した。

　「マリーンズ号」は今年で8年目の運行になる。千葉ロッテマリーンズの今年のチームスローガン「突ッパ!↑」をテーマに、井口資仁（いぐちただひと）監督、ドラフト1位「＃17佐々木朗希（ささき ろうき）選手」など11人の選手をデザインしたシートを電車側面に貼り付けている。

　車内の中づりや窓上も千葉ロッテマリーンズのポスターで埋め尽くし、電車の両先頭にはヘッドマークも貼り付けている。

　同社広報課の長谷川直人さんは「今回新型コロナウイルス影響の中、お客さまにはご自宅からでもマリーンズ号を楽しんでいただきたいとの思いから、2020年マリーンズ号の車内やラッピング作業の様子を撮影し、新京成電鉄YouTube公式チャンネルや公式Twitterにて近日中に公開する予定です。マリーンズファンをはじめとした多くのお客さまに『マリーンズ号』を外でも中でも、見て楽しんでいただくこと期待しています」とアピールする。

　車両は京成千葉線へ乗り入れできる、8800形6両一編成。運行時間は日によって異なり、車両の運用により運行しない日もある。運行は11月末頃まで。問い合わせは「お客さま案内番号」（TEL  047-389-1249平日の9時～12時・13時～17時30分）。

　なお、同社では新型コロナウイルスの影響の中、自宅でも楽しめるコンテンツを新京成電鉄オフィシャルサイトや新京成公式Twitterで発信してきた。「多くのアクセスやコメントをいただくことができました」と長谷川さん。

　例えば、Web 会議やオンライン飲み会などで使えるよう、新京成公式Twitterで「#バーチャル 背景」と付けて電車内の画像を投稿。通常では1日平均約3万のインプレッションに対し、この投稿だけで 17万ものインプレッションがあったという。

　同社のキッズ向けwebサイト「しんけいせいキッズ」では、ぬり絵や「ちがいさがしげーむ」など、自宅で楽しめるコンテンツを公開。外出自粛に伴い3～4月の1日平均のページビュー数は、これまでの約3倍に増加したという。

　電車のペーパークラフトと折り紙の公開では、電車のペーパークラフトと新京成のマスコットキャラクター「しんちゃん」と「けいちゃん」の折り紙のデータを新京成電鉄オフィシャルサイトで公開している。PDFを印刷するだけで手軽に電車やキャ ラクターを作ることができる。

　 今後も利用者が楽しめる取り組みを、継続的に展開していくという。

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