2020年05月23日 配信

市民からのメッセージ

5/23(土)ごみ収集作業員へ市民から多くのメッセージ

「いつもありがとう」、市役所で展示

 船橋市は、家庭ごみの収集作業を行う作業員に市民から多くのメッセージが寄せられたことを受け、市役所(船橋市湊町2-10-251階の美術コーナーで514日から「ごみ収集作業員への感謝・応援メッセージ」の展示コーナーを設けている。

  新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が発令されて以来、自宅で過ごす市民が増えたことなどにより、家庭内から出されるごみの量は増加しているという。そのような中、感染リスクに直面しながらも、ごみの収集作業を行う作業員に対して、市民から多くのメッセージが寄せられている。

  作業員へのメッセージは、市内各地域で出されたごみ袋に貼り付けられていたり、外から見えるようにごみ袋の中に入れてあったり、ごみステーションに置かれていたという。そのメッセージを集めて展示している。

 船橋市によると、4月中旬からメッセージが寄せられるようになり、512日時点で約150通のメッセージが寄せられた。その中の96通が市役所1階に展示されている。

  メッセージは、子どもの絵が添えられたものや親子で書いたものもあり「コロナで大変な中、ありがとうございます」「体に気をつけてください」など、感謝や応援の言葉が書かれている。

  市役所の用事で立ち寄ったと話す40代の女性は「こんなにたくさんのメッセージが寄せられているとはびっくりです。確かに、マンションのごみ置き場は今までにないほど山積みで、収集の方は大変だろうなと思っていました。本当にありがたいです」と話した。

 清掃センターの横山所長は「たくさんのメッセージを市民からもらうのは初めてのこと。感染リスクとの背中合わせではありますが、あたたかい言葉ばかりで、市民のためになっているんだなと実感しています。今後もきちんと分別して出してもらえればありがたいです」と話した。

 展示は今月29日まで。

 なお、毎年5月末に開催されている「クリーン船橋530の日」の活動は、今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止等を考慮する必要があることから、5月31日に予定されていた「第26回 クリーン船橋530の日」は中止が決定している。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • ごみ袋からきれいに取れたものだけを展示

  • 子どもから大人まで幅広い年齢層からのメッセージが寄せられている

  • ごみの出し方についても掲示

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