2020年05月18日 配信

贈られた菓子とメッセージカード

5/18(月)「医療機関にお菓子を贈るプロジェクト」

船橋市医師会に菓子300袋とメッセージカードを届ける

 新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が継続する5月18日、「医療機関にお菓子を贈ろうプロジェクト」の市内3つのパン店が、各店100袋の菓子に子どもたちからのメッセージカードを添えて、船橋市医師会(船橋市北本町1-16-55 船橋市保健福祉センター内)の会長・寺田俊昌さんに手渡した。

 3店舗は、店主・古宮義和さんの「Little Breads To Go (リトル・ブレッズ・トゥ・ゴー)」(本町1-21-16、TEL 047-437-8733)」、店主・宮下真彦さんの「ラ・ナチュール ハイジ」(咲が丘3-10-8、TEL 047-468-8142)、店主・高村清太郎さんの「アーノルド・フジ・タカムラ」(芝山3-10-2-107、TEL 047-464-6974)。

 4月末に「医療機関で働く人たちに、ほんの少しでも憩いを提供したい」と古宮さんが考え、店の常連だった医療関係会社に勤務の君塚靖さんに相談したことから始まった。長く続けるためにも、募金箱を設置し地域の人たちの気持ちも併せて送ってはどうかと君塚さんが提案。古宮さんの活動に賛同した宮下さんや高村さんも一緒に、店舗に募金箱を設置して地域の人々の気持ちを込めた菓子を贈ることに。各店舗併せて約10万円が集まったという。

 古宮さんは「医療従事者の方々に甘いもので疲れを癒していただきたい。たくさんの方に募金いただき、皆さんの感謝や応援の気持ちを込めて作りました」と話す。「パンを通じて医療従事者の力になれれば、これ以上うれしいことはないです」と宮下さん。高村さんは「医療従事者の方々には感謝しかないです。自分たちができることで力になれれば」とそれぞれの気持ちを話した。

 船橋市はマスクも防護服も関係ルートを駆使して数を集めているという。寺田さんは、「N95マスクは5万枚以上確保しています。医師会会員の皆さまや市などの協力を得て、県に先駆けPCR検査のドライブスルー、ホテルの借り上げも行っています」と、感染防止についての対応について話した。また、新型コロナウイルスに対応している病院について「相当疲弊していますので、このような活動は本当にありがたく、わたしは涙が出るほどうれしいです」と感謝の気持ちを伝えた。

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 左から船橋市医師会事務局長の杉田伸さん、古宮さん、同会会長の寺田さん、高村さん、宮下さん

  • 左から宮下さん、古宮さん、高村さん

  • 各店主が菓子を船橋市医師会会長の寺田さんに手渡す

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