2020年05月09日 配信

松戸徹船橋市長と千葉レスキューライオンズクラブ会長の目谷さん

5/9(土)千葉レスキューライオンズクラブが船橋市にサージカルマスク25,000枚を寄付

「市から北総育成園や地域のクリニックなどにも届ける予定」

 船橋市内に事務所を置く「千葉レスキューライオンズクラブ」(事務所:船橋市芝山6-1-5)が5月8日、船橋市に25,000枚のサージカルマスクを寄付した。

 千葉レスキューライオンズクラブは2017(平成29)年に設立。船橋を活動拠点とし、レスキューに特化した被災地支援や災害ボランティアだけでなく、情報収集、防災備蓄、危機管理の意識・知識の向上、啓蒙活動などを視野に入れて活動している団体。

 平時は AED(自動体外式除細動器)の普及活動をし、昨年11月には AED3台を、船橋市へ寄贈している。

 寄贈式に参加した同クラブ会長の目谷元輝(めやげんき)さんは、同団体のポリシーには「Just Do It Myself! ~誰がやる!? 私がやる!」というものがあることを説明し、「できることがあれば全力で動きたい」と今回の寄付に至った経緯を話した。7日には船橋市医療センターに10,000枚のマスクを寄付したという。

 寄付を受け、松戸徹市長は「たくさんのマスクをいただき、市としても大変助かります。感染者ゼロを目指して、いただいたマスクは大事に使わせていただきます」と感謝を伝えた。

 「今回はたくさんのマスクをいただいたので、船橋市北総育成園や町のクリニックにも行き渡るよう、医師会を通して配布したい」とも。また、ゴミ収集を請け負っている業者にも届けたいとも伝えた。

 その後、松戸市長は船橋市における新型コロナウイルスの感染者状況や態勢についてを寄贈式参加者に説明。

 「船橋市北総育成園は、おかげ様でだいぶ様子が落ち着いてきた。当初は職員の方が6割くらいの方がサイレントキャリアだったことがわかったが、今はその方たちも回復して現場に戻っている。そのため、派遣していた市の職員もほとんど解除するような状況にまでこれている。これからもマスクは必要なので本当に喜んでくれると思う」と松戸市長。

 船橋市では軽症者を受け入れるホテルも確保でき、態勢を整えたうえでドライブスルー方式でPCR検査ができるようになったことにも触れ、「軽症者は現在15人がホテルに滞在している。軽症者がホテルに入れることにより、重症・中等症の方の受け入れ病床数は確保できている」と説明。「しかし、まだまだ予断は許さない状況だ」とも加えた。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 市長からは感謝状が贈呈された

  • 左から同クラブ会員会則委員会委員長・伊藤成理さん、アラート委員会委員長・大淵彰雄さん、松戸市長、会長・目谷さん、会計・中川史昭さん

  • 寄贈されたマスク

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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