2020年04月30日 配信

4/30(木)船橋市内の高齢者施設・保育園に中国の保育園経営者らから

世界のレフリー仲介でマスク3500枚寄付

 船橋市内の高齢者施設・フェルマータ船橋(船橋市飯山満町1-758-1)とローゼンかみやま保育園(上山町2-288-1)などに中国企業の経営者らから不織布マスク3,500枚が寄付され4月30日、市内の複数施設に届けられた。

 マスクの寄付は、中国・成都市で2019年に保育園を開園する目的で昨年10月に来日した成都黛西文化传播有限公司(DAISY CULTURE CHENGDU)、崇州圣保乐国际幼稚园(SWEET GRAPES KINDERGARTEN)、四川时代专修学院(SICHUAN TIMES PROFESSIONAL COLLEGE)ら経営陣5人の連名。

 同氏らは、友人の仲介でコンパス幼保園(市川市行徳駅前1-22-13)などを切り盛りする島田さんに日本国内での保育園視察を依頼。昨年10月に来日、船橋保育園や高齢者施設を訪問したという。

 帰国後、日本国内でのマスク不足の状況を島田さんのYouTube動画で知り、島田さん宛に医療用の高品質マスク3,500枚を郵送した。 

 中国企業代表のステファン・ウーさんは、「来日した際、視察でお世話になった皆さんに届けてほしい」と依頼、「保育、介護、医療で頑張っている皆さんに届きますように」とメッセージも添えられていたという。

 マスクは、島田さんの勤務するコンパス幼保園に到着、上記の2施設に加え、市内の医療現場や子育て施設にも島田さん自ら配布して回ったという。

 島田さんは、「成都市においては感染者こそ少ないけれど長いロックダウンで経済的に大きな影響を受けている中、千葉県の状況を親身になって考えていただき大変ありがたく、感謝している」とコメント。

 島田さんは、コンパス幼保園のキャプテン(園長のような役割)として活躍する傍ら、総合格闘技の有名なレフリーとして世界中で活躍。格闘技ファンをはじめ、世界中に知人がいるため今回の中国企業による視察からマスク寄付までの一連の流れに係ったという。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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