2020年04月29日 配信

応援メッセージの書が掲げられている

4/29(水)浜町商店会に「今できる事!!笑顔船橋」「ファイト!! ふなばし」の書

こどもの日の飾りとともに

  ららぽーとTOKYO-BAY近くにある浜町商店会(船橋市浜町1の一角に「今できる事!! 笑顔船橋」「ファイト!! ふなばし」との書が掲げられ、近隣住民や通りがかりの人たちを元気づけている。

  掲示されている場所は、京成線船橋大神宮下駅とららぽーとTOKYO-BAYの間、京葉道路の高架下。ここには、昭和30年代まで海苔の養殖に使われていた「ベカ舟」や貝捲き漁で使っていた「大捲き舟」が常設展示されている。

 この場所は3年前から毎年、浜町西町会が主となって季節に合わせた飾りつけを行っている。「地域を盛り上げるために何かできないか」と、9年前、同町会の近くにある赤い「浜町橋」にクリスマスイルミネーションを装飾した。

 その後、この場所に置いてあった船にも飾り付けできればと、船にも装飾するように。現在はクリスマスだけでなく、ひな祭りには「つるし雛」、こどもの日には兜やこいのぼりなど、季節に応じて年3回飾り付けをしているという。

 今年も55日のこどもの日に向けて飾りつけの作業をしている際、「こういう時期だから、ただ飾りつけをするだけでなく、何かできないかという話が出た。そこで、同町会館で教えている書道の先生にメッセージを書いてもらおう!ということになったんです」と同町会の古山さん。

  掲げるメッセージについては、「がんばれ日本」などという案も出たというが、「広すぎるのでもっと狭い範囲のほうがいいのでは」との声もあり、集まったメンバーで話し合った結果「今できる事!!笑顔船橋」「ファイト!!ふなばし」に決まったという。

  新型コロナウイルスの影響で休業している店舗も多く、ららぽーとTOKYO-BAYもスーパーと一部店舗以外は休館中のため、人通りが少なくなっている浜町商店街。「今はみんなで耐えるしかない。見てくれる人も少ないですが、この書を見て少しでも元気になってもらえれば」と話した。

 こどもの日の飾りつけは5月6日までの予定。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • こいのぼりや風車の装飾も

  • 今は閑散としている商店街

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