2020年04月23日 配信

4/23(木)船橋市内外のママたちから市内の親子へマスク170枚寄付

子育て世代へ無償配布へ

 一般市民が市販のマスクをなかなか購入できない状況が続く中、手元にマスクがなく困っている子育て世代の家庭へマスクを届ける企画「布マスクを届けようプロジェクト」が4月23日、模型材料メーカー「光栄堂」(船橋市北本町2-64-12)で寄付されたマスク170枚を子育て世代の家庭へ無償配布した。

 同プロジェクトは、市内のママ向け情報紙「Mamachi」編集部とママたちの団体「ニコ・mama【船橋】」のメンバーが企画。4月10日からFacebookとInstagramを使用し、マスクの在庫に余裕がある人、両団体と繋がりのあるハンドメイド作家から少しずつマスクの寄付を募った。最終的には船橋市を含め、八千代市、習志野市、茂原市など市外のエリアからも多くのマスクの寄付があり、布マスク・不織布マスクと合わせて170枚のマスクが集まった。

 Mamachi編集長の小林さんは「人をどこかに集めることを避けるため、寄付として送っていただくマスクの受け取り場所、そして配布場所、また配布方法をどうするかが問題でした。もともと地域の子育て世代向けのイベントを開催し、地域貢献に力をいれていた『光栄堂』さんに協力を打診したところ、快く受けてくださいました」と話す。

 希望者のマスク受け取り方法には、当日の密集を避けるため同社の予約アプリを使用。時間ごとに人数を区切り、感染予防対策をとった。予定枚数よりも多くのマスクが集まったため、1世帯あたり大人用マスク4枚・子ども用マスク4枚(布・不織布混合)を配布。受け取りに訪れた主婦は「小さな子どもいるし、いつコロナにかかってしまうか心配だったので手元にあると安心できる。大事に使いたい」と話した。

 寄付されたマスクの中には『こんなことしかできませんが、少しでも役に立てたら嬉しい』『少し多めにマスクが作れたので、余分に送ります』というメッセージも添えられていたという。マスクの配布は明日も行う予定だが、事前予約制で受け付けは終了している。

 また同プロジェクトでは、ハンドメイド作家と飲食・小売店を繋げ、手作り布マスクの販売場所を増やす活動も行っており、マスクが購入できる店舗は「Mamachi」ホームページで一覧で紹介している。現在13件登録。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 寄付されたマスクの一部

  • マスクは「新品」「未開封のもの」「個別包装がされているもの」を配布

  • マスクを受け取りに来た希望者

この記事を書いた人

小林夢生

小林夢生

MyFuna編集部所属、ママ向け情報誌「Mamachi」の編集長。中学1年生(女)と小学校1年生(男)のママです。
ママが“元気”に“楽しく”子育てできる街づくりを目指しています!ハンドメイドマルシェをはじめ、各種イベント企画・運営も行っています。木曜日は「市場カフェ」で終日カフェスタッフもやってます。
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