2020年04月13日 配信

4/13(月)マスク不足を受けてママたちが一念発起

「布マスクを届けようプロジェクト」始動

 新型コロナウイルスにより深刻なマスク不足問題が続く中、ハンドメイド作家による手作り布マスクと飲食・小売店とを繋げる「布マスクを届けようプロジェクト」が、4月10日から市内在住のママたちによって始動している。

 同プロジェクトは、市内のママ向け情報紙「Mamachi」編集部とママたちの団体「ニコ・mama【船橋】」のママたち。

 Mamachi編集長の小林夢生さんは「手作りマスクの委託販売店舗はありましたが、緊急事態宣言で、営業自粛になった店舗も。深刻なマスク不足、布マスクの委託販売先も減った。ママのつながりで販売先を増やせないかと考えました」と話す。

 飲食・小売店と、手作りマスク制作のハンドメイド作家を繋ぐのは、コーディネーター役のママたち。マスク販売の委託先店舗は「長時間の滞在を必要とせず、マスク購入のみの来店も可能」としている所を対象とし、テイクアウトを行っている飲食店からは「お弁当などを買いに来てもらうきっかけにもなりそう」という声も。

 現在、「Mamachi」ホームページでは、布マスクの販売を行っている店舗を一覧で紹介。今回委託販売が決まった店舗も含めて、「Tanaya」(船橋市習志野台2-3-3)、「cafe キミドリ」(船橋市浜町1-6-5-112)、「つくりて工房 ZAP」(船橋市宮本6-4-1)など現在9件を紹介。

 この先も委託販売が決まったところから随時更新する。「ニコ・mama【船橋】」の関まりこさんは「今回の件をきっかけに、コロナが終息した後も作家さんと地元店舗さんがれるきっかけになれば」と話す。

 また、同プロジェクトでは現在、マスクの寄付も募集している。自宅にマスク在庫の余裕がある人から少しずつ寄付を募り、集まったマスクは手元にマスクが無くて困っている子育て世代の家庭へ配布をする予定。寄付を受け付けているマスクは「新品」「未開封のもの」「個別包装がされているもの」。マスクのサイズ(大人用・子ども用)や種類(布・不織布)は問わない。

 今月10日から「Mamachi」のFacebookページやInstagramで寄付を呼びかけ、4月13日現在で約90枚のマスクが集まっている。マスクの寄付受け付けは4月15日ごろを目途に締め切る予定。

 マスクは小さな子どもがいる家庭を優先し、配布対象は船橋市内で小学生以下の子どもがいる家庭限定とする予定。

 マスクの寄付先受け渡し方法は、「新型コロナウイルス感染の予防対策を考慮し、現在慎重に検討中」だという。最終的な寄付先などについてはMamachi ホームページで近日中に報告される予定となっている。「布マスクを届けようプロジェクト」についての問い合わせはメール(mamachi.info@gmail.com)で受け付ける。

(4/17追記)「マスクを届けようプロジェクト」の配布方法、場所が決定。下記方法にて、希望者に配布をする予定。受け取りには事前申し込みが必要。

配布枚数/1世帯につき大人用2枚、子ども用3枚

受け取り日/4月23日(木)・24日(金)10時〜15時

受け取り場所/株式会社 光栄堂(マスクを届けようプロジェクト・協力企業)千葉県船橋市北本町2-64-12 https://koeido-hobby.com

配布対象/船橋市内で小学生以下の子どもがいる家庭 ※当日受け取りの際は、母子手帳または健康保険証を提示

受け取り事前予約制/配布可能枚数に達し次第、申込みを締め切り。

申し込み方法/koeido HOBBY 公式アプリから。アプリのない人は、スマホ端末のアプリストアから「光栄堂」で検索し、アプリのダウンロードを ※予約時に電話・メールアドレスの記載項目がありますが、今回の予約管理以外には使用いたしません。※マスク受け取り希望者の密集を避ける為、光栄堂の予約アプリを使用し、時間ごとに人数を区切って配布予定。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 布マスク販売店舗紹介ページ

  • 光栄堂アプリダウンロードQR

この記事を書いた人

小林夢生

小林夢生

MyFuna編集部所属、ママ向け情報誌「Mamachi」の編集長。中学1年生(女)と小学校1年生(男)のママです。
ママが“元気”に“楽しく”子育てできる街づくりを目指しています!ハンドメイドマルシェをはじめ、各種イベント企画・運営も行っています。木曜日は「市場カフェ」で終日カフェスタッフもやってます。
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