2020年04月14日 配信

令和元年度ものづくりグランプリ製品(手術・治療用椅子「しゃらく」:株式会社エムエスビー)。手を使わずに固定も移動も高さ調節も可能な 機動性に優れた手術・治療用椅子

4/14(火)「船橋市ものづくりグランプリ」の製品、申請募集開始

「Made in Funabashi製品」を認定

 船橋市では現在、中小企業者の事業活性化や製品の販路拡大を図るため、市が定める基準を満たした新製品を表彰する「船橋市ものづくりグランプリ」の「Made in Funabashi 製品」を募集をしている

 同グランプリの目的は、中小企業者の生産する新製品の普及のため。2016(平成28)年度から開催している同グランプリは、今回で 5 回目。同様の制度を実施する自治体は、県内では船橋市と千葉市のみになる。

 認定対象製品は、「申請日において、販売を開始した日から概ね5年以内であること」「既存の製品とは異なり、優れた使用価値を有していること」「市場性が見込まれる製品であること」「生産・販売の方法や資金調達の方法等が確実に実行可能であること」が条件になる。

 認定されたものについては、市が作成するものづくりグランプリ認定製品カタログに掲載・市ホームページや展示会等でPRし、市が製品を購入した場合は実際に使い、「現場ならではの声」を認定事業者へフィードバックすることで、市内中小企業者の販路開拓と製品改良を支援するという。

 本市では、これまでに認定した製品は、「スーパーアルカリイオン水e-wash」(2016年度)や「粉末緑茶サーバーオデッサⅡ」(2017年度)、「bclas次亜塩素酸系 空間洗浄シリーズ」「排泄センサーHelppad」(以上、2018年度)。これらを購入して、利用した感想を事業者に伝えたという。

 商工振興課の担当者は「『Made in Funabashi』製品の販路開拓を船橋市で支援します。ぜひお気軽にご相談ください」と話す。「『ものづくりグランプリ』を通して、中小企業者のものづくりを支援し、工業のさらなる活性化を図ります」とも。

 募集は5月29日まで。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 令和元年度ものづくりグランプリ製品(洗濯クリップハンガー、てるてるクリップハンガー 橋本 拓也 さん )。高齢者や体が不自由な人でも片手で簡単に洗濯 物を挟める洗濯バサミ

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