4/9(木)船橋のなし満開時期で受粉最盛期へ
今春の降雪・大雨・晩霜などによる影響が心配される
船橋市の特産品「船橋のなし」が満開の時期を迎え、市内梨農家では天気を見ての受粉作業に追われている。
近隣の住民などにも声をかけ一家総出で受粉作業を行う梨の船芳園(船橋市二和東2-6-1、TEL047-448-2158)では4月初旬から順次、手作業による受粉作業を行っている。
「今年は、新高、豊水、幸水ともに一気に開花したので受粉作業が大変でした」と同園の園主・加納芳光さん。
今年は、春先に降雪があり、農家によっては梨の枝を支える梨棚に積り重さで一部倒壊した例もあったという。さらに、開花してからの晩霜や大雨・強風など気候変化が激しかったので出荷が心配されている。
受粉作業自体は、市内の梨農家でもほぼ順調に終了に向かっているという。この先、ゴールデンウイーク時期の天候や初夏から盛夏までの気温や天候などで出荷量が決まるという。
今年の「幸水」出荷時期は、早い農家で7月中旬ごろが予定されているという。今年は開花時期が例年よりもだいぶ早かったため一番人気の「幸水」品種は、お盆時期にはその収穫が終了してしまっているかも知れないという懸念も浮上している。
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