2020年03月28日 配信

奥華子さんと濱田龍臣さん

3/28(土)新京成線全駅構内アナウンスに奥華子さんと濱田龍臣さん

沿線住人や乗客などから「癒される」と好反応

 新京成電鉄(本社:鎌ケ谷市くぬぎ山4)では3月25日から、船橋市出身のシンガーソングライターの奥華子さんと、俳優・濱田龍臣さんによる駅構内の放送を開始した。

 同電鉄は今月24日に京成津田沼駅から松戸駅までの全24駅の放送の切り替え作業を一駅ずつ行い、25日から全駅で放送内容が切り替わった。

 「駅構内の音声データを更新する機会に千葉県出身のお二人とタイアップすることでお客様に喜んでいただき、沿線地域の活性化と当社の知名度アップを目指しました」と新京成電鉄広報課

 駅構内の放送は「まもなく2番線に松戸行きが6両編成で到着します」などの「列車接近放送」「列車到着放送」「列車出発放送」のほかに、「線路に物を落とした場合は、最寄りの駅係員にお知らせください」などといった「啓発放送」の4種類で約200パターンに及ぶ。松戸方面行き(上り線)を奥さんが、津田沼方面行き(下り線)は濱田さんが担当している。
 
 アナウンスに起用された奥華子さんは船橋市出身。路上ライブから活動を始めた奥さんの歌声は「10万人が足を止めた魔法の声」と絶賛され、アニメ映画「時をかける少女」の主題歌「ガーネット」など数々のヒット曲をリリース。

 さらに「キッコーマン豆乳」「お部屋探し MAST」「ガスト」などのCMソングや、千葉県警察交通安全の歌を制作するなど、その歌声は幅広い世代に親しまれている。2019年には映画「殺さない彼と死なない彼女」の音楽を担当するなど活動の幅を広げている。

 奥さんは「私は新京成沿線の出身で、お話をいただいた時は本当にうれしかったです。学生時代は新京成に乗って学校に通っていて新京成には思い出がたくさんあります。いよいよ駅に音声が流れると聞き、私もいろいろな駅のホームに降りて聞いてみたいです」とコメント。

 濱田龍臣(たつおみ)さんは市川市出身。NHK大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬の幼年期を演じ、注目を浴びる。16歳でテレビドラマ「ウルトラマンジード」の主人公に抜擢され、今年3月には福岡放送開局50周年スペシャルドラマ「天国からのラブソング」の主演を演じている。映画、テレビドラマ、舞台からバラエティー、CMまで多方面で活躍中である。

 濱田さんは「千葉県に住んでいるので新京成はお仕事でもたまに利用することがあり、親近感がとてもあります。放送は「五香(ごこう)」や「八柱(やばしら)」のイントネーションで苦労しましたが、初めての経験でとても楽しかったです。これから自分の放送を聞く人たちがいると思うと、とても楽しみです」とコメントしている。

  新京成線沿線に住む60代の女性らは「電車に乗るのが楽しみ」「こんな時でもさわやかで癒される」と話し、40代女性も「二人の声を聞くとうれしくなる」と話した。ツイッター上でも「沿線に住んでいる人がうらやましい」といったツイートや「全部の駅にアナウンスを聞きに行きたい」といったツイートがあがっている。

 なお、同アナウンスの放送期間は限定していない。さらに同電鉄では奥さんと濱田さんによる新京成車両内での対談などのPR動画「奥華子×濱田龍臣 VOICE collaboration in Shin-Keisei」をYouTube「新京成電鉄公式チャンネル」で公開している。

関連サイト:YouTube「新京成電鉄公式チャンネル」
https://www.youtube.com/channel/UCEEcoEwsVik_ZJY2OXfb1uA

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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