3/24(火)海神南小学校児童の「税に関する絵はがきコンクール」が国税局長賞受賞
船橋市内から応募総数5257通
船橋市内の小学校から5257通の応募があった「税に関する絵はがきコンクール」で、市内選考を通過した海神南小学校の児童が描いた作品が実質日本一とされる「国税局長賞」を受賞した。
同コンクールは、全国法人会総連合と各地域の法人会女性部が主催、国税庁が後援している全国的な取り組み。「税の大切さ」「税の役割」について小学生に学んでもらい、その知識や感想を絵はがきにする事でより深い理解を促す目的で全国で一斉に実施されている。
今回は船橋市からは公立小学校の54校、私立の1校の5~6年生に募集をかけ、6年生中心に5257通の応募があったという。
応募作品を同会女性部役員らで300作品に絞り、船橋市内では税務署長賞、法人会会長賞、船橋市長賞、教育長賞など30作品を選出。千葉県での選考を経て、海神南小学校の児童が描いた作品が今年から新設された国税局長賞に輝いた。
作品では、タバコ税・消費税・住民税・自動車税・酒税などの税収が学校や福祉、病院、警察、ゴミ収集事業などの社会的なインフラを支えていることを表現。税収部分を地中と木の根っこ部分に、満開の桜をイメージした部分に各種の社会インフラを表現している。
船橋法人会女性部では、同事業がはじまった10年前から絵はがきコンクール事業に着手。毎年欠かさずに市内小学校に呼びかけ、応募作品を募っている。作品の応募数は年々増加、昨年は5100通程度だったという。
当時の女性部会会長・鈴木澄江さんは、「最初の年は全校に6回ずつ女性部で手分けして訪問して説得したんですよ」と当時を振り返る。
今期女性部会の会長を務める座間久子さんは、「子どもたちに税の大切さを知ってもらう良い機会。市内の児童作品が日本一になった事でますます多くの方に税の大切さを知って頂けるのでは」と喜びを語った。
銅賞以上の各受賞作品は、船橋税務署に通年展示をし、7月下旬から東武百貨店船橋店のレストラン街に、その後夏休み期間中には船橋市役所に展示するという。また、秋にイオンモール船橋で開催する「市民のための税金教室」でも展示する予定だという。
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