2020年03月11日 配信

店主の福田真士さん

3/11(水)東中山に「麺屋 咲」

仕上げに2種類の香味油をかける特製ラーメン

 京成線東中山駅近くに2月18日、「麺屋 咲(さく)」(船橋市東中山2-3-2、電話なし)がオープンした。

 店主の福田真士さん(29)は市川市出身で、東京のラーメン店でしばらく修業してきた。両親が市川市で中華料理店を営んでいることもあり、いつか自分の店をという思いがあったという。そしてまさに独立を考えていたときに、同地で営業していたラーメン屋「とものもと」に入り、店主の市原朋宏さんと出会った。

 福田さんは独立を考えていたタイミング、市原さんは東海神に移転を考えていたタイミングだったこともあり、同所をそのまま使って営業することに。店舗面積は8坪で、カウンター7席がある。

 店名の「咲」は福田さんの子どもたちの名前に使っている漢字だったこともあり、妻と相談して決めたという。

 同店は住宅街に位置し会社の寮が多いことを市原さんから聞いていた。「オープン1カ月になりますが、平日の夜は寮に入る独身男性の来店が多く、週末は家族連れが結構来ます」と話す。

 ラーメンは醤油味と塩味。「中華そば」(豚の肩ロース・バラ各1枚 800円)、「味玉中華そば」(豚の肩ロース・バラ各1枚・味玉1個 900円)、「特製中華そば」(豚の肩ロース・バラ各2枚・味玉1個・ワンタン2個 1,050円)がある。

 チャーシューは手作りの豚肩ロースと豚バラの2種類になるが、豚肩ロースは低温調理で、豚バラは燻製仕上げ。そして、油を4種類使い、2種類はスープに溶け込ませ、あとの2種類は、仕上げに器の手前と奥にそれぞれ入れる。手前に入れるのが特製椎茸油、奥に入れるのが特製金目鯛油。そして、食べ方を一人ひとりに案内しているのだというが、まず手前、奥と別々に味わってもらい、徐々に混ぜ合わせ「味の変化を楽しんでもうらう」ことにしているという。

 福田さんは「街に溶け込めるような、アットホームな店になれたらいいなと思っています」と気負わず、落ち着いた口調で話した。

 営業時間は11時30分~14時30分・18時~21時(夜の営業は月曜・火曜・金曜)。木曜定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 店舗外観

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