2020年03月06日 配信

校章

3/6(金)新設校「塚田南小学校」(仮称)の校章デザイン決定

夢に向かって成長してほしいと願いを込めて

 令和3年4月に塚田地区に開校する「塚田南小学校」(仮称)の校章デザインが2月12日、横須賀市在住のグラフィックデザイナー奥野和夫さんのデザインに選定された。

 同校章は、2019(令和元)年12月1日から12月20日までの募集に対して112件の応募があり、その中から同デザインを最終案として選定した。2020(令和2)年第1回市議会定例会の議決を経て学校名が決定した後、正式に校章デザインが決定する。

 同校章のデザインは、舟の舳先(へさき)をイメージした塚田南の「つ」の字を放射状に並べて市の花カザグルマの形にし、下部に三番瀬の大空に羽ばたく鳥をあしらい、翼を広げているように見せている。東京湾の青をイメージした4色が、風車が回転するような動きのある効果を出し、みんなで力をあわせて新しい学校を創っていく様子を表現。歴史ある他校(海神南小、飯山満南小、薬円台南小など)に習い「南小」と縦に入れている。

 グラフィックデザイナーとしてこれまでも数々のロゴマークや校章を手掛けている奥野さんは、「夢に向かってご成長される児童のみなさんにとって、どんなシンボルがふさわしいのかを考えてデザインしました。今後も新しい時代の学校を応援していきたいと思っております」と話す。

 選定には、塚田地区連合自治会役員、新設小学校へ通学予定の児童が現在通学している学校長・学校PTA会長などの意見を集約。開校準備委員会で検討した結果、奥野さんの作品を最終案として選定した。

 同小は、西部地域において増加する児童数に対応するため現在、行田1丁目のAGCテクノグラス株式会社中山事業場跡地で校舎の建設が進められている。

 また、同新設校に通学予定の児童および当該児童が現在通学している学校職員対象に「校歌の歌詞に取り入れたい言葉」のアンケートを実施。109人から回答があり、それらを参考に市の音楽担当の教員が校歌を制作していくなど、約1年後の開校に向けて準備が着々と進められている。

 校舎の完成は2021(令和3)年2月を予定、市内では55番目の学校になる。問い合わせは船橋市役所学務課(TEL 047-436-2851)まで。

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