「イナムーイングリッシュ」の稲村さんのYouTube

3/5（木）臨時休校で「子どもたちに私たちができることを」

市内のママたちが英語や料理のオンラインレッスンなど開始

　市内小学校が臨時一斉休校となり子どもたちの過ごし方に頭を悩ませている保護者が多いなか、市内を中心に活動している主婦たちが、現在、期間限定でオンラインでのさまざまな子ども向け講座を開始している。

　市内のママパパ向け情報サイト「Mamachi」内「小中高校・臨時休校に伴う【ママのお助け掲示板】」に寄せられた投稿によると、まず、市内在住で地域の公共施設などで英語教室「イナムーイングリッシュ」を運営している稲村祥江さんは、YouTubeを使った低学年向けの無料英会話講座を3月15日まで毎朝9時に投稿する。講座は約20分。

　稲村さんにとって、こうした取り組みは初めてだという。「YouTubeチャンネルは作ってあったので動画をupすればいいのね！と簡単に思ってましたが、編集ができず、ノンストップで撮ることに。撮影に気合いが入りました。カメラの微調整は、休校で家に居た息子が手伝ってくれたのでうまくいきました」と話す。アップした結果については、「反響もよく、私のやる気にも繋がりました」と話し、制作する際には「いろんな方が見る動画なので、誰でも分かりやすいように何度も同じ表現を」と心掛けている。

　市内で食育スクールや親子菜園教室をしている「わらうこども」のキッズ食育トレーナー・古田あゆみさんは、3月3日のひなまつりの日に、オンラインでの無料「飾り巻き寿司レッスン」を実施。アプリ「Zoom」を使った、古田さんも初となるオンライン講座に挑んだ。

　津田沼を拠点に活動しているキッズダンススクール「おどりこラボ」を運営するMooming（むーみん）さんはInstagram（インスタグラム）のライブ配信を使った「親子でTRY! 30日間ストレッチ＆プランクチャレンジ」を4月3日まで毎朝9時から配信している。Moomingさんは「プチ引きこもり生活がスタートし、このままでは家族全員が太ってしまう危機感から企画しました」と投稿に綴っている。「せっかくなのでこの1カ月を有効に使って、規則正しい生活と、スッキリとしたカラダとココロを一緒に手に入れませんか？」とも。

　そのほか、実店舗で支援を実施する店もある。京成本線谷津駅からほど近い場所にある海苔店「茶茶谷津本店」（習志野市谷津5-4-8、TEL  047-477-0732）では、店主の金子正さんが「行く場所のなくなった子どもたちに」と、『まちゼミ』で人気だという『親子でおにぎらず体験』を少人数制にして期間限定で開催する。手を触れずに「おにぎらず」を作る体験会で、1回で5家族程度と制限する。開催日時は3月10日～14日の4日間、毎朝11時～12時30分。参加費は1人500円で食事会とデザートを含む。

　そのほか、NPO法人ラフトが運営する日中一時支援事業所「コーラル」（船橋市高根台6-27-10、TEL047-401-6460）では、市内の特別支援学校も休校になっていることから3月31日までの間、船橋市立特別支援学校に通う小学部～高等部の児童の希望者に対し、一時利用を受け付けている。利用可能日時は月曜日を除く平日の9時40分～15時40分。保護者の就労などは条件としないという。受け入れ可能人数は10人ほど。一時利用の問い合わせは喜本さんまで電話（080-3406-8584）で問い合わせを。

Mamachiの「小中高校・臨時休校に伴う【ママのお助け掲示板】はこちらから。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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