2020年03月01日 配信

3/1(日)日本クラムチャウダー選手権優勝の「ラーメン963」、米クラムチャウダー大会で優勝

クラムチャウダーの本場米国で「Best Cutting Edge」受賞

 日本一のクラムチャウダ―レシピを決めるべく開催された「日本クラムチャウダー選手権」優勝店「ラーメン963」(船橋市本町1-8-29、TEL047-498-9006)代表の黒川裕士さんらが2月22日、米エドモンズで開催された「Clamchawder cook off」に出場。出店チーム内で最も革新的だったレシピにおくられる「Best cutting Edge」を受賞した。

 日本クラムチャウダー選手権は、昨年2月に第一回大会を実施。独自のクラムチャウダーレシピを提供する10店舗以上の腕自慢の地元個人店が参加。「ラーメン963」が初回優勝の栄光に輝いた。次いで11月にも第二回大会を実施、「ラーメン963」が2大会連続してチャンピオンに輝いた。

 第二回大会では、大会副賞として米エドモンズで開催される「Clamchawder cook off」参加の権利も付与。今回の米国遠征は同大会による米大会への橋渡しで実現。渡航費の補填も大会予算の中から行われた。

 「Clamchawder cook off」は、米国内でも人気の高いクラムチャウダー専門店が数多く出店するというカフェ文化やクラムチャウダー文化の感度が高い「シアトル」。その隣接都市の「エドモンズ」で開催される大会とあって米国内のクラムチャウダーファンの間で高い注目を集めている大会だという。

 「エドモンズ」の人口は、3万9709人。シアトルの北に隣接する自然豊かな都市。全米各地で「クラムチャウダー」の腕を競う大会が開催されている中で同市で行われるのは今回が5回目。出店数は、「ラーメン963」を含めて11店舗、来場者数はおよそ1000人だったという。

 黒川さんらは、現地に到着すると現地で好まれるクラムチャウダーがどのようなものなのか4~5店舗で実食調査。現地の業務用スーパーのような店で1日かけて仕入れを行い、大会前日の1日をかけて1000食を仕込んだという。味付けは、日本大会で出したレシピよりも少し濃厚で塩加減を強くしたものを採用。現地の人たちが好むものに調整したという。

 厨房は現地のものを利用したため「初めて使う調理器具や厨房で火加減など勝手がわからなかったが、何とか1000食分を作る事が出来た」と黒川さん。この日は60㏄(2オンス)カップで約800食分を提供したという。

 帰国後取材に応じてくれた黒川さんは、「船橋でクラムチャウダーの専門店を開き、クラムチャウダー文化を根付かせたい。船橋にきたらクラムチャウダーを食べなきゃと思わせられるような専門店を駅ビルなどに出店したい」と夢を語る。

 日本の新型コロナウイルス問題に関しては、日本からの出国の際に「渡航歴」について質問された程度で米国入国・出国の際にも一度も質問を受けなかったという。米国で流行しているというインフルエンザに関しても「ニュースでもやっていなかった」という。

 ラーメン963の営業時間は、18時~翌4時。不定休。姉妹店でタイ料理やパクチー料理専門店の「アジアンバルmae963」(本町1-8-29、TEL047-404-9496)は、17時~翌3時。火曜日定休。日本一のクラムチャウダー【公式】 – 株式会社963千葉県船橋市 (963-group.com)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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