2020年02月07日 配信

オーナーは、海神南小・海神中出身の山本勝美さん(写真左)

2/7(金)西船橋の駅南に大衆居酒屋の雰囲気が自慢の「やまちゃん」

地元出身の山本勝美さんが夫婦で切り盛り

 大衆居酒屋のガチャガチャした雰囲気をウリにした居酒屋「やまちゃん」(船橋市山野町41-5、TEL047-407-1890)が8月20日、西船橋駅南口のバス通り沿いに開店して半年が経過する。

 同店を経営するのは海神南小学校、海神中学校のOB・山本勝美さん(42)と妻の智子さん(29)。壁にはメニューが書かれた紙が貼られて昭和の雰囲気を演出している。店舗面積は、約15坪。カウンター8席、テーブル5セットで17席程度配置。最大で30席くらいまでの宴会に対応できるという。

 山本さんは、高校を卒業してから一般企業に就職、二十歳になる頃には船橋駅界隈の飲食業界で修行を始めていた。20代半ばくらいから酒の業務用卸「やつや」グループが経営する飲食店「ぱぶ茶屋祭」(習志野市津田沼1-10-41)「魚魚組(ととぐみ)」(本町5-1-2)などで調理経験を積み、30代半ばで縁あって店長を経験、昨年自分の店を開店することができた。

 飲食業界に入ってからもトラック運転手やほかの仕事も試してみたが「やっぱり飲食店が好き」と様々な店を食べ歩き、研究しながら自分が理想とする店のイメージを作り上げてきた。

 壁や仕切り柱などのない、隣の席のお客さんともコミュニケーションを取りやすいオープンな空間。「ガチャガチャした昭和の雰囲気をもった大衆酒場みたいな雰囲気にしたかった。仕事帰りにカウンターの席で一人座ってゆっくりも飲めるし、仲間とも安く飲めて楽しめる店」とコンセプトを話す。

 お通しなし、席料、チャージなどの類も設定していない。「お通しは店側の都合で提供する事が多い。食べられないものがでたらその1品分の料金が無駄になっちゃう。最初から自分の好きなものを注文して飲んでもらいたい」とも。

 調理は勝美さん一人で行うので、まとめて仕込んでおき「おばんざい」方式をメインにしている。その日の仕入れやお勧めの食材などを旬を交えて提供する。「素材の味を活かすのも大切だけど、料理人などで味付けを楽しんでもらいたい」という趣旨からだという。

 フードメニューは、まぐろ刺身(580円)、キムチ(280円)、塩だれきゅうり(300円)などのすぐに提供できるものから地産地消を取り入れた小松菜やホンビノス貝も使用する。

 少人数の宴会から友人同士の誕生日会まで細かいニーズにも対応する。持ち込みのケーキを隠しておき、居合わせたお客さんも一緒にハッピーバースデーを歌うような一体感ある雰囲気が大好きなのだという。「店全部が友達になるような昭和の居酒屋にしていきたい」と笑顔で話す。

 営業時間は、17時~24時。月曜定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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