1/30(木)子育て世代の支援相談窓口「ふなここ」開設
必要に応じて関係機関と連携を
船橋市子育て世代包括支援センター「ふなここ」が1月22日、船橋市保健福祉センター(船橋市北本町1-16-55)2階、地域保健課内に開設した。
地域保健課の主査・高山恵子さんによると「今まで、乳幼児から就学前までの母子支援は保健センターや子育て支援センターで行い、小学校以降に関しては学校側で支援の対応を行っていました。『支援』という意味では担当部署の切れ目ができてしまっていたんです。それを、子どもが生まれてから18歳になるまで、総括して支援対応ができる窓口となったのが、同センターです」と話す。
市町村は同センターを設置するように努めなければならず、政府としては、2016年(平成28)年から2020(令和2)年度末までに全国展開を目指し取り組みを行っている。「ふなここ」の名前は市民から一般公募し、市内在住の内海さんのネーミングを採用。「船橋で子育てをする人はここへくればいいよ」という意味だという。
同センターの役割は、妊娠期から子育て期のさまざまな不安や悩みなどについて相談に応じ、必要な情報提供を行うこと。支援が必要な人には一人一人の状況に応じた支援プランを作成し、医療機関や子育て機関、学校などの関係機関と連携しながら、切れ目のない支援を目指す。センターでは保健師・助産師・臨床心理士がスタッフとして対応にあたる。
相談ごとも、「初めての妊娠・出産でうれしいが、不安もある」「夜泣きが辛く、誰にも助けてもらえない」「育児が疲れる、気持ちが沈みがち」などの精神的な悩みから支援サービスの紹介など、何でも相談できる。開設から間もないが、すでに1日5件ほどの相談が寄せられているという。
高山さんは「子育てに休みはありません。産前・産後の体のこと、心のこと、育児のことなど、気になることはあるけれど調べる余裕もなく、どこに相談したらいいのかわからず日々疲れてしまう方も多いと思います。そんな時にぜひ『ふなここ』に来てもらえたら、保健師などの専門スタッフが一緒に対応方法を考え、必要に応じて民間を含む関係・対応機関を案内します」と話す。
相談方法は電話相談と面談相談(予約不要)の2種。船橋市内在住で、妊娠中の人、18歳までの子どもとその保護者が対象。いじめ問題など、子どもからの相談も受け付けている。
電話相談はTEL047-411-8250まで。相談受付時間は10時~16時(祝・年末年始を除く)
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