2020年01月24日 配信

感謝状を手にするふなっしーと、遠藤船橋税務署長、特別ゲストの千葉ジェッツふなばしのジャンボ君で記念撮影

1/24(金)「ふなっしー」が1日税務署長に就任

スマホによる確定申告の普及のため

 「船橋税務署」(船橋市東船橋5−7−7、TEL 047-422-6511)で1月23日、梨の妖精として認知度の高いご当地キャラクターふなっしーが1日税務署長に就任し、昨年よりも利便性が向上したスマホ申告を自ら体験、ID・パスワード方式での電子申告(e-Tax)をPRした。

 イベント冒頭で、ふなっしー税務署長が大きな声で「みんなで楽しく、e-Taxを学んでクリーンな納税をしましょう」と話すと、会場が沸いた。

 これまで確定申告の電子申告にはマイナンバーカードとICカードリーダー・ライターが必要だった。昨年1月から、より簡単に申告ができることを目的として、IDとパスワードを使ったスマホ申告書作成と送信ができるように整備された。

 e-Taxとは、自宅からインターネットを使って申告できる方法で、メリットは税務署に出向く必要がなく郵送も不要な点。生命保険料控除証明書など添付書類の提出も不要で、スマホやパソコンから簡単に送信できる。

 税務署職員が「IDとパスワードの申請はお近くの税務署でできます。運転免許証などの本人確認書類が必要で、所要時間は約5分ほどです」と説明。

 昨年は申告全体の30%の人がe-Taxによる申告をし、約37万人が利用したという。

 インベントでは、ふなっしーがスマホを持ち、そのスマホ画面をスクリーンに映し出しながら進んでいった。申告内容に関する質問に答えながら、登録内容に間違いがないことを確認、源泉徴収票の内容を登録、控除の金額(医療費やふるさと納税)を入力して計算した結果の金額を確認した。

 その後、還付金などの受け取り方法を入力、本人確認をして進み、最終内容の確認をして送信、最後に受付結果を確認して終了した。

 「今回の場合は、還付がありましたが、納付の場合もあります。納付方法はQRコードを使ってコンビニなどで納付できます」と税務署職員。

 イベント終了後、船橋税務署の遠藤署長からふなっしーに「国税の広報活動に推進し、スマホによる確定申告の広報に多大な貢献をされました。感謝の意を表します」と感謝状が手渡された。 

ふなっしーからは、1日税務署長として「みなさんね、気軽にe-Tax使ってくださいなっしーなー」という元気な呼び掛けでイベントは終了した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 確定申告書作成体験をするふなっしー

  • スマホ入力中のふなっしー

  • スクリーン使った様子

  • 1日署長に就任したふなっしー

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