2020年01月20日 配信

1/20(月)三咲の農家「田中園」が今年からイチゴ狩りを開始

紅ほっぺとやよいひめの2種を高設栽培で

 二和・三咲地区の果物農家「田中園」(船橋市二和東4-2-8、TEL 047-448-2058)が1月2日から、同園としては初の取り組みとなる「イチゴ狩り」を開始している。

 同園は50年前から続く果物農家。昨年までは梨やぶどうを直売所で販売していたが、近隣のイチゴ農家を参考に、イチゴを高い場所で育てる高設栽培を取り入れて、イチゴ狩りを取り入れた。

 同園でイチゴ狩りができるハウスは300坪。紅ほっぺとやよいひめの2種類を栽培している。家族連れでの来園者は「自宅の近くでイチゴ狩りができるのはうれしい。獲ったイチゴは甘く、練乳がいらないぐらいだった」と話す。

 園主の田中秀樹さんは、「通路を広くして車椅子も入れるようにしたので、さまざまな方に利用していただきたい」と話す。同園のホームページを管理する、園主息子の健太郎さんは「ホームページはデザイナーである私の妻が作りました。今はインターネットを使い情報を集める方が多いので、見やすさを意識しました。家族経営ならではのゆったりとした雰囲気が伝われば。見た人が『船橋になにやら面白そうな農家があるぞ?』思ってもらえたらうれしい」と話す。

 秀樹さんは「来園者の感想を聞けるとうれしい」と話し、健太郎さんは「イチゴ狩りによって、お客さんとのコミュニケーションが増えた。外国人の方も来園し、さまざまな発見や反省があり勉強になる」とも続ける。

 直売所には暖炉があり、燃料には梨の枝を使用する。秀樹さんは「イチゴ狩りの際にはぜひ暖炉で温まっていってください。イチゴだけではなく親戚の育てた野菜も販売しています。気軽に遊びにきてほしい」と笑顔を見せる。

 イチゴ狩りは予約優先で、30分間食べ放題。赤いいちごがなくなり次第終了。3月3日までの料金は、小学生以上1,800円、4歳~6歳1,500円、1歳~3歳は1,000円。3月4日~5月5日までは小学生以上1,500円、4歳~6歳1,200円、1歳~3歳は700円。5月6日から5月末ごろまでの終了時期までは小学生以上1,000円、4歳~6歳700円、1歳~3歳300円となる。

 営業時間は9時30分~16時30分。イチゴ狩りの予約はホームページからも可能。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

小林夢生

小林夢生

MyFuna編集部所属、ママ向け情報誌「Mamachi」の編集長。中学1年生(女)と小学校1年生(男)のママです。
ママが“元気”に“楽しく”子育てできる街づくりを目指しています!ハンドメイドマルシェをはじめ、各種イベント企画・運営も行っています。木曜日は「市場カフェ」で終日カフェスタッフもやってます。
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