1/19(日)「千人の音楽祭」本番に向け市内各所で練習が佳境に
オープニングも一般公募で集まったメンバーで演出
2月2日に行われる「第27回音楽のまち・ふなばし 千人の音楽祭」に向けて市内各所で各団体が練習の佳境を迎えているなか、浜町公民館(船橋市浜町2-1-15)では1月19日、オープニング企画や邦楽ステージの練習が行われた。
「音楽のまち・ふなばし 千人の音楽祭」は、1994年から続く、市をあげての年に1度の音楽祭。船橋アリーナ(船橋市習志野台7)を会場とし、毎年3,000人を超える出演者に加え、2,000人以上の観覧客が集まるイベントとなっている。
同音楽祭には市内の音楽団体が多数出演するが、中には一般市民が参加できる演目も用意されている。これまでにも市民が応募しての出演が可能だったゴスペルステージや合唱に加え、今年はオープニング企画にも一般公募で集まった参加者が出演する。
「オープニングの出演者を公募で集めたのは、千人の音楽祭としても今回が初の試み」と話すのは、同祭典でオープニング企画「がむしゃらコーラス PASSION!」の総合演出を担当する岡元邦治(おかもとくにはる)さん。
同日、公民館の第1・第2レクリエーション室では、老若男女、約60人のメンバーが汗を流していた。昨年秋から市内各所の公民館などで配布された出演者の募集チラシには「音楽って、こんなにも身近で、こんなにも楽しいんだぜ!」という見出しとともに、出演者の募集要項が記載されていた。
募集対象として、「老若男女問わず健康な方」「がむしゃらに音楽を楽しみたい方」「練習および本番に参加できる方」という条件をクリアして集まったのが約60人。子ども、大人、男性女性と幅広いメンバーが集まり、同企画の運営・協力団体であり市内薬円台のアトリエを拠点に活動する「劇団☆ゆにぃ~く&ぴぃ~す」の団員の顔ぶれも多く見られた。当日は、60人に加えて、宮本小学校、宮本中学校の児童・生徒各40人ずつも加わってのオープニングパフォーマンスとなるという。
「身体いっぱいに、心いっぱいに音楽を表現し、出演者だけでなく会場全体が一体となれる演出も用意しています」と岡元さんは話し、ボディ&ボイスパーカッションと歌でステージを演出する。
そのほか、同音楽祭で今年初の試みとなるのは、千人の音楽祭実行委員会によって立ち上げられた期間限定の吹奏楽団体「船橋リミテッドウインドオーケストラ」による演奏。市立船橋高校吹奏楽部顧問である高橋健一先生が指揮を務める。
千人の音楽祭実行委員長であり、オープニング企画にも出演者として参加する菅野健次さんは「今回の音楽祭は、みなさんの熱量がいつもに増して熱いと感じています。みなさんのパッション(情熱)にぜひ注目していただきたい」と話している。
当日の鑑賞チケットは事前応募・抽選となるため申し込みは締め切っているが、当日はケーブルテレビ「J:COM YY船橋習志野」にて同音楽祭の様子が生中継される。ほか、パブリックビューイング会場として、薬円台・浜町・松が丘・西部・坪井・夏見の各公民館に加え、今年からは民間施設も会場として加わった。現時点で開催が決定している会場は、石和石材(船橋市馬込町1193)、ふなばしメグスパ(船橋市大神保町1356-3 ※要施設入場料)、カフェ シンシア(船橋市薬円台6-6-6)、メゾ・フォルテ(船橋市本中山2-23-12-2)となっている。
パブリックビューイング実施には放映環境準備のフォローが必要になることが予想されたため、今年度の会場募集は同委員会メンバーの人脈を通じたものに絞られた。今回の経験をもとに環境準備の手順などを整え、来年はパブリックビューイング会場の公募を行うことも検討しているという。
当日のプログラムは次の予定。1)がむしゃらコーラスPASSION!(ボディパーカッション&コーラス)、2)小中合同吹奏楽、3)ビッグバンド、4)小学校マーチング、5)小中合同管弦楽、6)YOSAKOI(ゲスト:REDA舞神楽)、7)ゴスペル、8)邦楽、9)一般吹奏楽、10)和太鼓(ゲスト:郷嵐會)、11)一般オーケストラ・小中高等学校合唱・市民合唱合同、12)グランドフィナーレ。開演は午後1時30分。生中継の終了時間は16時30分。
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