2020年01月02日 配信

神楽「神子舞」

1/2(木)船橋大神宮に多くの初詣客

初神楽の奉納も

 2020年の新年を迎え晴天に恵まれた1月1日、船橋大神宮(船橋市宮本5-2-1、TEL047-424-2333)は大勢の初詣客でにぎわい、初神楽奉納も行われた。

 市内でも最大の初詣客数を誇る同神宮は、例年正月三が日で10万人余りの参拝客が見込まれている。今年も大晦日の前年12月31日深夜から参拝客が徐々に増え、1月1日の夕方の時点でも境内入口の大鳥居から「大神宮下交差点」(船橋市宮本1)付近まで参拝客が列を成した。

 今年は1月15日まで新年参拝の御朱印が用意され、通常の手書きの御朱印は16日からの受付となる。

 昨年から渋滞緩和と境内での安全のために駐車場利用を中止している同神宮。今年も駐車場のスペースには多くの屋台が出店し、参拝を終えた家族連れが、焼きそばや唐揚げなどの屋台で食事を楽しむ様子が見られた。

 神楽殿では午前と午後の2回、初神楽が演じられ、参拝客が写真を撮るなど楽しむ様子が見られた。元日の初神楽は、市内では同神宮と高根神明社の2ケ所のみ。午後の神楽は高根神明社神楽連中による高根神明社の神楽、「神子舞(みこまい)」「猿田彦ノ命舞(さるたひこのみことのまい)」、「湯笹舞(ささまい)」、「神明之舞(しんめいのまい)」、「ぎおん舞」の5座が演じられた。

 船橋大神宮の神楽は元旦のほかには、1月3日、節分、10月20日の例祭、12月の二の酉と奉納され、4月3日の水神祭は船橋漁港で行われる。高根神明社の神楽は元旦のほか、5月1日、10月15日、高根秋葉神社で10月24日に行われる。

 県指定文化財の灯明台の一般公開も1日から3日に行われ、多くの人が見学している姿が見られた。1月11日の17時からは灯明台保存会・氏子青年会による、年に一度だけ灯明台に明かりを灯す灯明台記念祭が開催される。

 同神宮の関係者は「気温が低くなったせいか例年より少し参拝客が少ない気がしますが、晴天に恵まれよかったです。昨年は災害が多かったので、今年は平穏な1年になり、みなさんに健康に過ごしてほしい」と話した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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  • 参拝客でにぎわう船橋大神宮

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