2019年12月31日 配信

12/31(火)船橋市場の仕事納め「歳末大売り出し」に数万人

年始の営業開始「初市」は1月5日から

 船橋駅北口から10分ほどの立地にある「船橋市地方卸売市場」(船橋市市場1-8-1)が12月30日、今年最後となる営業を終え「止め市」となった。

 船橋市場では「止め市」前の29日、30日を「歳末大売り出し」として普段以上に一般客の受け入れを行っている。そのため、普段は飲食店関係者や買参人の姿が多い早朝の時間帯にも年始の買い回り需要で訪れた一般客の姿が目立つ。

 この日は、朝4時台にすでに駐車場がほぼ満車。水産仲卸事業者の売場は多くの来場客でにぎわいを見せていた。一般客の来場は12時ごろまで途切れなく続き駐車場から退出する車の渋滞が終息したのは12時半頃。来場者実数は計測していないが推定でも数万人が訪れているとみられている。

 船橋市場で一般客が多く仕入れるのは「マグロ」や「イセエビ」などの魚介類。水産仲卸事業者から新鮮な魚介類を購入し、関連事業者棟でお節料理の具材や「しめ縄」、正月用の「のし餅」などを手に入れ、「寿司」や「刺身定食」「海鮮丼」などを食べ帰路に向かう。

 船橋市場では特に、マグロの競りを日常的に行っている事からマグロ専門仲卸事業者(問屋)が多く入居している事や、タレントのテリー伊藤さんの兄弟が経営する玉子焼き専門店「丸武」が入居する事から特に年末需要が際立っている。

 年始の営業「初市」は、1月5日から。年末年始期間中も商品の物流は少なからず行われているが、市場の通常営業は4日まで止まっている。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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