2019年12月22日 配信

齋藤さんと松戸徹市長(左から)

12/22(日)大穴在住の齋藤良一さんが紺綬褒章を受章

市の福祉のために4年連続寄付

 紺綬褒章を受章した大穴在住の齋藤良一さん(79)が1220日、船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)を訪れ、松戸徹市長から褒状が授与された。

 齋藤さんは、船橋の社会福祉のために平成27年から毎年市に寄付をしており、4回目となる平成3012月には1000万円を寄付し、その功績が称えられ紺綬褒章を受章した。

 紺綬褒章とは国が制定する褒章の一つで、公益のため国、地方公共団体、認定公益団体に私財を寄付した功績顕著な個人または団体に授与される。

 大穴地区でもともと農業を営み、農地を多く所有していたという齋藤さん。畑だった土地を前市長の時代に市に寄付したこともある。「農業を継ぐという子どももいないので、農地をたくさん持っていても仕方ない。地域の人に役立ててもらえればと思いました」と話す。

 現在その土地は近隣公園となっており、齋藤さん自身もその公園を散歩しているという。「毎月100kmを目標に、1年間1200kmを歩いて健康づくりに励んでいます」と話す。

 松戸市長は「地域のみなさんは本当に喜んでいます。土地があったとしても、寄付するということはなかなかできないこと。感謝しています。4年連続の寄付も本当に有難いですし、社会福祉のために有効に使わせていただきます」と感謝の気持ちを話し、紺綬褒章の受賞を伝達した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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