2019年12月17日 配信

12/17(火)市船野球部が小学生を対象とした野球教室初開催

高校生が野球の楽しさを伝える

 市立船橋高校(船橋市市場4-5-1、TEL047-422-5516)グラウンドで12月14日、同高校野球部員による小学校6年生を対象とした野球教室が開催された。

 同教室は、日本高校野球連盟による「高校野球200年構想」の一環として開催され、高校球児が小学生と交流することで、野球の楽しさを伝えたり、これからの野球に対する意欲向上につなげたりすることを目的としている。

 同日は野球部員63人が講師として指導し、小学6年生の学童野球選手約40人が参加した。同校野球部が小学生を対象とした野球教室を開催するのは初めて。

 同部の海上雄大部長は「自分たちの小学生時代も思い出しながら、約1カ月かけて今日の練習内容を企画しました。児童たちには野球を楽しんでもらいたい」と話した。

 全員でランニングした後、音楽に合わせてウォーミングアップ。部員の動きを見ながら、小学生らは笑顔で体を動かした。その後、部員らが日頃行っているノック練習を披露。少年野球チーム「ツインドルフィンズ」に所属する6年生の児童らは「スピードも速くて迫力もあってすごい」と先輩らの練習風景を興奮した様子で見学した。

 バッティング、ピッチング、守備の練習では、部員らは「うまい」「やるねー」ど声をかけながら熱心に指導。「小学生に分かりやすく教えるのが難しかったけど楽しんでる姿を見てうれしい」と話す部員も。櫻内剛監督は「部員たちがこんなに子どもたちに優しく明るく指導ができるとは、少し驚いた。新しい一面を見た気がします」と笑顔で話す。野球人口が減少している現状にも触れ「野球をとにかく好きになってもらって、中学、高校と野球を続けてほしい」と続けた。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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