2019年12月16日 配信

ザ・デブトロイヤー対バイソン藤井戦

12/16(月)前原小学校PTA親父委員会が学校体育館でプロレス大会

子どもたちが大きく羽ばたくよう願いを込めて

 「前原小学校プロレス大会SUPER FIGHT in MAESHO IV 〜希望〜」が12月15日、前原小学校(船橋市前原西2-28-1)体育館に設置の特設リングで開催された。

 同プロレスショーの主催は、「OPG俺たちプロレス軍団」と称する前原小学校PTA親父委員会。同校の60周年に当たる2016(平成28)年に、「何か特別は企画を立てよう」と考え、親たちが子どもの頃に夢中になったプロレスを目の前で見せる企画を立てたのが始まりで、今回で4回目。

 大会実行委員長の小原啓次さんは「とにかく楽しんでいってほしいのと、地域活性に繋がれば嬉しいですね」と話し、試合前に会場の子どもや父兄に、試合観戦の楽しみ方の説明を行った。まず、選手に大きな拍手を送ること、選手は拍手を受けると頑張れること。

 次に、悪役の選手にはブーイングを送ること、悪役の選手はブーイングを受けると頑張れることを伝え、予行練習をし、観客も準備を整え試合の観戦が始まった。

 試合前、それぞれの選手の抱負として、石切選手は「子どもたちに良い試合を見せられるように頑張ります」、アラシダンジロウ選手は「初めての千葉なので楽しんでいますよ」、伊橋選手は「子どもたちには、見たままを楽しんでもらえれば」、ももねえ選手は「札幌から来ました。ニューハーフとしてLGBTを取り巻く息苦しい世の中に少しでも明るい光を照らしたい」と話した。

 第1試合のザ・デブトロイヤー対バイソン藤井戦は、試合開始早々、場内が爆笑に沸く展開。それぞれの技の応酬から最後は両者リングアウト。第2試合のアマレス森対TMファイターれいわ戦は、終始アマレス森選手が優勢に進み、バックドロップでアマレス森選手のフォール勝ち。

 第3試合のA-K・伊橋剛太組対ももねえ・チバレットマシーンX組戦は、小柄なももねえ選手が劣勢に立たされる展開。両者空中戦から最後はムーンサルトで、A-K・伊橋剛太組のフォール勝ち。

 第4試合は、前原小学校体育館を乗っ取ろうとするチバレットの悪役3人組と、小学校を守ろうとする正義の味方グレートムタイガー率いる3人組。結果はグレートムタイガー組のフォール勝ちで小学校を死守した。

 OPG事務局長の石川拓さんは最後にリング上から、プロレスラーのザ・グレートカブキのエピソードから「子どもたちには、今後いろんなことがあると思いますが、好きなことを見つけて大きく羽ばたいてほしいとの思いを込めてこのイベントを行っています」と話すと会場からは大きな歓声。

 第5試合は、来場の子どもたちがリングに上がってリング上で飛んだり、跳ねたり、選手たちと一緒に写真を撮ったりして、楽しい時間が贈られた。参加していた小学4年と2年の姉弟は「楽しかった。また来たい」と笑顔で会場を後にした。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • アマレス森対TMファイターれいわ戦

  • A-K・伊橋剛太組対ももねえ・チバレットマシーンX組戦

  • チバレットの三人組と小学校を守ろうとするグレートムタイガー率いる3人組戦

  • 来場した子どもたちがリングに上がっている様子

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