2019年12月12日 配信

ふなっこ畑の店内に立つ所長の小寺広文さん(左)とJAちば東葛の鷺野谷飛さん

12/12(木)船橋の小松菜パウダー入り「黒酢米小松菜米麺」がふなばしセレクション認証品に

JAちば東葛が扱う黒酢米から開発

 ふなっこ畑(船橋市行田3-7-1、TEL 047-439-3061)で販売しているJAちば東葛で開発した「黒酢米小松菜米麺」が12月4日、船橋市内の優れた商品を認証・PR することでブランド化を進める取り組み「ふなばしセレクション」の認証商品として認定された。

 同商品は今年10月から販売されているもので、千葉県野田市産のブランド米「黒酢米コシヒカリ」と、同じく「ふなばしセレクション」で認定された「小松菜パウダー」をミックスしたもの。200gの麺に約1.3gの小松菜パウダーが配合されている。

 「黒酢米コシヒカリ」を使用した「黒酢米米麺」は過去に製品化されているもので、黒酢米は、通常の栽培に比べると化学合成農薬と化学肥料を半分以下に減らして栽培されている。米麺にはコーンスターチとクエン酸が入り、小麦を一切使っていないグルテンフリーになる。

 「小松菜パウダー」はJAちば東葛西船橋葉物共販組合の小松菜を100パーセント使用したパウダー。組合に加盟している生産者は、土づくりや減化学肥料・減農薬などに取り組む農業者を対象とした「エコファーマー認定」(農林水産省)を受けている。

 JAちば東葛の鷺野谷飛さんは「ふなっこ畑には、やはりこの周辺の市内の方が多く来店されます。ですので船橋らしさを打ち出した商品の開発をしたいと考えていました。そこで船橋らしさをと考えた際に、色もきれいな小松菜パウダーを入れてはどうかという話になりました」と開発の経緯を話す。

 同商品は半生麺なので、ゆで時間が強火で3分から3分半。「ゆで時間の短さは主婦の方から好評です」と話すのは、普段店内で来店客と話をしているふなっこ畑の所長・小寺広文さん。今後は、さらに各農協間と連携を図り、商品開発をしていきたいという。

 1袋(200g)=300円(税込)。箱詰めのセット(麺6袋・めんつゆ2袋)のセットも可能。

 営業時間は9時30分~18時。火曜定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 黒酢米米麺(左)と黒酢米小松菜米麺

  • 箱詰めした状態

  • 店内売り場

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