2019年12月05日 配信

12/5(木)高根公団に紅茶の輸入販売会社が経営するカフェ「Vine&Shrub」

地域コミュニティの一端を担う為、高根公団へ

 南インドから紅茶を輸入する事業会社が経営するカフェ「Vine&Shrub」(船橋市高根台3-3-4)が11月5日、高根台団地内の商店会に開店、地域のママたちの口コミで話題になっている。

 店舗は、高根台団地内にあるURの店舗物件を借り、友人の建築施工会社にリフォームを依頼。1階約15坪、2階10坪(テラス除く)の1階厨房裏スペースを紅茶の保管や作業スペースとして活用。

 ハワイアンカフェ風の木目調をあしらった内装に1階15席を用意。2階は、6畳程度の畳敷きの和室にテーブル4席の洋室を配置。2階はシェアスペースとしても活用でき、「ワークショップや勉強会などに利用してほしい」と、カフェ利用の客に関して利用料金は無料にしている(2019年12月1日時点)。

 同店を経営するのは、日本生まれで、シンガポール人の夫を持つリツコ・コーさん。リツコさんは、人生の大半を海外で過ごす中で南インド・ケララ州の紅茶にふれる機会を持ち、気候などの条件で毎年味が変わる単一産地の紅茶「シングルオリジンティー」のおいしさに感動、多くの人に知ってもらいたいと輸入事業を始めたのだという。

 紅茶を売る中で「売るだけではなく実際に飲んでもらう場所を提供したい」という思いが強くなり、数年前からカフェの経営を計画して物件を探していた中で同店の場所を見つけたのだという。

 熱心なクリスチャンでもあるリツコさんは、船橋市場近くにある「船橋バプテスト教会」の日曜礼拝に通い、英語で聖書を読む「英語礼拝」や子どもたちに英語を教えながら聖書を読む「バイリンガル子ども礼拝」なども同教会で立ち上げた。

 その過程で「ここに来れば何かがある」という人が集まる場所、人の居場所作りに興味を持ち、「地域コミュニティの中心となる場を作りたい」とカフェの経営を本格的に計画し始めたのだという。

 看板メニューの紅茶は、南インド直輸入の「ロックハート」(250円・ポット400円)、「ウエントワース」(300円・ポット500円)、「パテュマリー」(300円・ポット500円)というシングルオリジンティーを中心に、発汗効果のある南インド産のスパイスが効いた「スパイスティー(ジンジャー、シナモン、カルダモン、マサラ、バニラの5種)」(250円/カップ)なども取りそろえる。もちろん茶葉の購入も可能だ。

 軽食メニューは、「ハム・チーズ・卵」「3種のきのこ・卵」「小松菜・ツナ・卵」の3種類のガレット(600円/サラダ付き)、「バナナスイーツガレット」「オレンジスイーツガレット」(各400円)に「ほうれん草とベーコン」「3種のきのこ」という2種類のキッシュ(1スライス300円、600円でサラダ付き)、「スコーン」(300円)などが用意されている。

 営業時間は、9時半~16時。無料駐車場ショッピングセンター内に完備。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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