2019年11月30日 配信

11/30(土)市立船橋高校サッカー部が因縁の対決を制し千葉県制覇

3年ぶり22回目の全国大会出場へ

 市立船橋高校(船橋市市場4-5-1/以下、市船)が第98回全国高校サッカー選手権大会千葉県予選決勝戦で流通経済大学柏高校(以下、流経)と対戦、激戦の末3対2で千葉県を制し3年ぶり22回目の全国大会出場を決めた。

 決勝のカードは7年連続となる「市船」×「流経」。先に行われた全国高校サッカー選手権大会組み合わせ抽選会の結果、すでに宮崎県代表の日章学園とフクダ電子アリーナで1月2日(12時5分キックオフ)の対戦が決定している。

 序盤戦から素早く攻守の入れ替わる目が離せない試合展開が繰り広げられた決勝戦。前半12分市船MF10鈴木唯人選手が右サイドからのクロスボールをゴール前に。体制を崩しながらもこれを受けたMF8の森英希選手が、すぐにボールをキープすると流経DF二人を鮮やかにかわして右足で先制点を奪った。

 1点を先制された流経、前半中に数回チャンスを作るものの市船の堅守に阻まれ試合は1対0市船リードのまま後半に流れた。

 後半6分試合は急展開を見せる。流経MF10八木滉史選手が右サイドから上げたクロスボールを、FW20羽坂豪選手が頭で折返し。これをMF7三好麟大選手がヘディングで合わせ、押し込もうとするも市船GK1金子麗音選手が好セーブ。しかし、こぼれたボールに流経MF8大西悠介選手がしっかり反応、そのまま右足でゴールへ押し込み1対1の同点に。

 続いて2分後の後半8分。やや右サイドの離れた位置でフリーキックを獲得した市船。DF3植松建斗選手がシュート性の低く速いボールをゴール前に放り込むと、ここに走り込んだMF8森選手が頭で合わせて角度を変えた。この試合2点目のゴールで流経を再び突き放す。

 しかし後半14分。流経の猛攻をしのいだあと味方のバックパスを受けたDF16石田侑資選手から流経FW20羽坂選手が巻き込むようなスライディングでボールを奪い、ゴール前で待つFW11森山一斗選手を囮にMF7三好選手へ冷静なパス。これを三好選手が丁寧にゴールへ押し込み再び同点に追いつかれる。

 そして後半16分。FW10鈴木選手が流経のバックパスをカットし、FW9松谷昴輝選手へ。松谷選手が相手DFの裏を抜く鋭いボールを出し、これに鈴木選手が走りこんでそのまま右足で強烈なシュート。流経GK松原颯汰は好セーブするも勢いのあるボールは弾かれた。このこぼれ球に再び鈴木選手が走り込み左足でダイレクトシュート。GKの脇を抜くような低い弾道のボールはゴール右隅に突き刺さり試合を決めた。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 先制点となった森選手のゴール

  • 決勝点となった鈴木選手のゴール

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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