2019年11月29日 配信

松戸徹船橋市長の肝いりで始まった同企画

11/29(金)船橋グランドホテルで「ふなばし若手経済ミーティング」

若手経営者ら約100人が参加

 若手経済人同士の交流を活発にする事で新たな活気を産み出そうという企画「ふなばし若手経済ミーティング」が11月28日、船橋グランドホテル(船橋市本町7-11-1)で行われ、若手の経営者を中心に120人を超える人が集まった。

 同企画は、船橋市内の農業、漁業、商業、工業の枠を超えた若手経済団体が交流する事で「各々の強みを活かして10年後、20年後を見据えて船橋市を盛り上げていく活動を活性化する」目的で始動。

 今回の企画では、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会の山神孝志さんを講師に「スポーツの持つ力とは何か?~RWC2019日本大会を通して考えたこと~」というテーマで第一部の講演を実施。

 ラグビーの基本的なルールを紹介し、その後様々な角度でラグビーを分析、多角的なラグビーの楽しみ方を話した。第二部では恒例の交流会を実施。100人近くが交流会にも参加し、業種を超えた若手人材の繋がりを得た。

 「ふなばし若手経済ミーティング」の初回は、平成26(2014)年2月に船橋市役所を会場に「序章」として実施。その後2回目から「船橋商工会議所青年部」「船橋法人会青年部」「船橋青年会議所(JC)」「ちば東葛農業協同組合青壮年部」「市川市農業協同組合青年部」「船橋市農業青年クラブ(4Hクラブ)」「船橋市漁業協同組合青年部」などの経済団体メンバーを中心に「経済ミーティング実行委員会」を立ち上げ、企画運営にあたっている。

 第一章「さらなる魅力の発見と未知なる魅力の発掘」をテーマに船橋市の民間から採用された広報官・小野寛明さんを講師に平成26年10月1日に実施、120人が参加した。次いで第二章として同年11月17日に船橋市役所11回会議室で「船橋から元気発進」と題して弊誌編集長の山崎健太朗が登壇。121人が参加した。

 第三章は、翌27年2月17日に「市制80周年やオリンピックで我々ができること」というテーマで実施、グループディスカッション形式も取り入れ、98人が参加した。その後、第四章128人(同27年7月1日)、第五章91人(同27年10月23日)、第六章115人(同28年2月10日)、第七章81人(同28年7月4日)、第八章53人(同28年10月8日・9日)、第九章(同29年2月10日)と各テーマを設定し実施。

 平成29年8月19日~20日には「つながる船橋80年~再開SHIRASE×しらせ」と銘打ち「マリンフェスタinFUNABASHI」「チャレンジングSHIRASE第3回」という2つのイベント実行委員会と協力し、共同企画を実現させ2日間合計で8,200人以上が来場したという。

 平成30年に入って2月5日に第十章「船橋の底力!思いのベクトルを一つに」と題して松戸徹船橋市長が登壇、100人が参加した。翌31年3月20日には「市民会議inふなばし若手経済ミーティング」と題してワークショップを実施。71人が参加した。

 同会を主管する船橋市の経済部では、「これまでになかった各種のつながりが生まれてきている。経済ミーティングを通じて異業種のコラボで新商品開発や新しい販路の確保など経済効果も高い」とこれまでを振り返って分析。

 「一方で顔ぶれが固まってきている一面もあるのでさらなるつながりの輪を考える企画を検討していきたい」とも。次回の経済ミーティングは今期中にもう一度実施予定だという。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 同会の実行委員長、梨農家の加納慶太さん

  • 日本ラグビーフットボール協会の山神孝志さん

  • 100人以上が参加した第一部の講演会

  • プレゼンソフトなどを活用してわかりやすく解説

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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