2019年11月21日 配信

梶真佐巳さん(左)と小嶋大介さん

11/21(木)市内コーヒー店コラボのコーヒーマシンの設置開始

リアル船橋コーヒータウン化を目指した取り組みの一歩として

 船橋市に本社(船橋市旭町2-8-31、TEL 047-438-6648)があるパール技研白井工場(白井市平塚2632)の食堂兼会議室に現在、Philocoffea(フィロコフィア/船橋市本町2-3-29、TEL047-460−9400 )と市内の協賛コーヒー店コラボのコーヒーマシンが設置されている。

 同マシンの設置が始まったのは8月下旬頃。「コーヒー好きで、自分が育った街である船橋への思い入れが強い」と、パール技研代表の小嶋大介さんは設置への思いを話す。

 以前から「船橋を珈琲で笑顔あふれる街に」というコンセプトで活動する船橋コーヒータウン化計画が気になっていたところ、代表の梶さんから詳しく話を聞く機会があり、彼の目指す「リアル船橋コーヒータウン化」というコーヒーのインフラづくり計画にも共感した。

 リアル船橋コーヒータウン化というのは、2016年から始まった市内のコーヒー専門店で組織された「船橋コーヒータウン化計画」からはじまったものだという。

 今月21日から東武百貨店船橋店で始まっている「船橋コーヒーフェスティバル」は2016年から毎年1回開催しているが、「毎年のフェスティバルという一過性のもので終わるのではなく、人が集まる場所にコーヒーがある、それがステータスになるようなインフラづくりを目指しているんです」と梶さん。

 今回設置されたコーヒーマシンは、Philocoffeaのコーヒーがベースとしてあり、月替わりでもう1店別のコーヒーが飲めるというもの。豆の種類はもちろんだが、挽き方、湯の温度、タイミングなど、淹れる際の調整をマシンにセットし、その店の店主の味を再現する。店に行かなくてもその店の味を楽しめるというのだ。

 「業務用以外で設置している場所は珍しい」と梶さん。同工場への設置がリアル船橋コーヒータウン化のインフラづくりの第一歩になると期待している。

 「わたしたちは製造メーカーですが、全く違ったジャンルの経営者同士がこうやって垣根を越えて一緒に取り組めるというのも、すごい事だと思っています」と小嶋さん。

 梶さんには「コーヒー会社の垣根を越えて地域課題や問題に取り組みたい」との思いがあり、今回はメーカー「ラッキーコーヒーマシン」から協力を得て設置。「FUNABASHI COFFEE」と銘打った製品は、すでに市内複数社との契約が進行中だという。

 問い合わせはPhilocoffea(TEL 047-460-8522、 info@philocoffea.com )まで。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 右が定番のPhilocoffeaのコーヒー、左が月替わりのコーヒー

  • 食堂兼会議室。奥にコラボコーヒーマシンが見える

  • コラボコーヒーマシン

  • パール技研白井工場外観

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