2019年11月14日 配信

11/14(木)本町路地裏にカウンター席の焼き鳥「炭焼 心や」

飲食業界約20年のベテラン経営者・川上さんが長年の夢を実現

 船橋駅南口に広がる繁華街エリア、スナックや小規模な飲食店が立ち並ぶ路地裏の一角にカウンターだけの焼き鳥専門店「炭焼 心や」(船橋市本町1-11-19)が10月4日、ひそかに開店していた。

 同店のオーナーは、総武線西船橋駅北口近くで焼き鳥居酒屋「くふ楽」を経営する川上仁志さん。川上さんは今回の店舗で4店舗目。西船橋駅南口に居酒屋「旬彩酒房成る」、総武線小岩駅で「霧島焼鳥K’sきっちん」なども経営しているベテラン経営者だ。

 今回開業した「心や」は、飲食業界に入って19年の川上さんが「若いころからずっと夢見ていたカウンターのみの小規模な店。1店舗目ではまだこの形を実現できなかった理想の形」と熱く語る渾身の店舗。店舗面積は4坪、カウンターのみの7席。壁紙は荒波をイメージした模様で木目のカウンター板などと合わせて上品な和の空間を演出する。「小さい店ながら贅沢な食材と長年積み上げてきた経験に裏打ちされた厳選素材を使っています。ゆっくりと接客できるこの形にあこがれていた」とも。

 看板商品の焼き鳥は、自ら宮崎県を回って現場の視察までしている養鶏場から霧島系の品種を選び抜き、炭火焼きで「ヒマラヤ岩塩」「トリュフ塩」を添えて1本200円から提供。野菜も地元西船橋の小松菜をはじめとして地場の新鮮なものを用いて前菜3点盛りなどで提供する。ぜいたくな大きさの「どんこ椎茸」や京野菜の「万願寺唐辛子」など「価値がわかる人に食べてもらいたい」と、友人や知人の紹介で来店するスタイルを主にしているため店舗に電話を引いていない。

 生ビールは、「マスターズドリーム」(680円)を提供。ソフトドリンクも、普段はワインに使用するクラスのぶどうだけを使った濃厚なジュースや、インド産の高級マンゴーとして知られる「アルフォンソマンゴー」のジュース、烏龍茶のシャンパンと言われる「シャンピン烏龍茶」など川上さんが20年近く飲食業経験を積んだからこその際立った商品だけを取り揃えて提供する。

 1年くらいをめどに後継者に店を任せられるように準備を進めているという。それまでは川上さん自身がカウンターに立ち接客をする予定だ。

 営業時間は、17時半~25時。日曜定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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