2019年11月13日 配信

11/13(水)船橋漁港で11月30日に第2回日本クラムチャウダー選手権withパンフェスティバル

優勝者はシアトル(米国)のクラムチャウダー大会出場権獲得へ

 船橋市の特産品で日本一の漁獲量をほこる「ホンビノス貝」を多くの人に知ってもらう目的で昨年から開催されている「日本クラムチャウダー選手権withパンフェスティバル」の第2回目大会が11月30日に船橋漁港のボートパーク(船橋市日の出1-17-1)で行われる。

 主催は、漁業事業者や地域の住民らで組織されている「日本クラムチャウダー選手権実行委員会」。「船橋漁港はホンビノス貝の漁獲量が日本一を誇るホンビノス貝の本場です。2017年には千葉県ブランド水産物にも認定を受けました。徐々に浸透しつつありますがホンビノス貝の事をまだまだ知らない方がいらっしゃるのも事実」と、実行委員長の内海金太郎さん。イベントの開催によってより一層のホンビノス貝普及を目指す。

 関係者によると欧米ではクラムチャウダーといえば「ホンビノス貝」を具材に使用するのが一般的だという。現在、漁獲量日本一のホンビノス貝だが、元々は外来種の二枚貝。10年ほど前から市内の各飲食店や街づくりの団体などで酒蒸しや天ぷら、丼など各種の調理方法を模索してきたが、同大会の開催で市内飲食店でも「船橋のホンビノス貝はクラムチャウダーで食べるのがおいしい」と、定着の傾向がある。

 昨年実施の前回大会は市内外から13店舗が出店、5,000人余りを集めた同企画。今回は、石井食品、らーめん963、Pasta Caffe Epicurean、旬鮮和酒 暖笑(千葉市若葉区)、Callejero、フナバシ屋、COQ DINER、一九、アブーキッチン、チャンカーオ、菜厨瑠×飯塚海苔店×日本大学「江戸前ちば海苔チーム」、Le Cafe de Pomme、6sense RESORT、焼ジビエ 罠 一目、花火(東京都墨田区)、貝殻亭リゾート(八千代市)など市内外から16店舗が参加前回大会より規模を拡大しての開催となる。これにクラムチャウダーと相性の良いパン(3店舗)や船橋のクラフトビール、ワインやジェラートなどの販売店舗も出店予定だという。

 また、特設ステージでは地元由来のシンガーによるライブも実施。9時45分~・14時~シンガーソングライターでホンビノス貝の歌「ホンホンホンビノス」を歌う「高橋涼子」さん、11時~・13時~は船橋のご当地アイドル「船橋ひまわり娘」、12時~歌う看護師として知られている「若菜健介」さんが登場する。

 さらに、今回大会で優勝したチームには、アメリカシアトルEdmondsで開催されるクラムチャウダー大会への出場権と渡航費の一部が支給される。公正を期すために投票方法の詳細は明らかにしていないが、「あなたの食べる一杯で日本一が決まる」投票制度を予定している。

 前回、想定以上の来場者でクラムチャウダーを食べる事が出来なかった来場者が続出したことから混雑緩和策として「アーリータイム制度」(参加費3,000円/人)を導入。開場前の9時~10時の1時間100人限定で各店のクラムチャウダーを先行購入できる仕組みも取り入れる。※参加費には、クラムチャウダー代金は含まれない。会場までの交通手段として京成船橋駅バス停3番乗り場(上海麻辣湯前)から京成バスの臨時便(9時~15時)の運行も予定されている。

 大会の実施は、10時~15時(投票は14時半まで)。先行購入が可能になるアーリータイム制度は特設ホームページから申込可能。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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