2019年11月02日 配信

七林小の児童らとハイタッチする奥さん

11/2(土)七林小学校40周年記念にシンガーソングライター奥華子さんのライブ

母校の後輩に歌でメッセージを届ける

 七林小学校(船橋市七林町115-13)で11月1日、七林小学校創立40周年記念式典が開かれ、同式典第2部の記念公演として同校卒業生であるシンガーソングライター・奥華子(おくはなこ)さんのミニライブが同校体育館で行われた。

 奥華子さんは船橋生まれの船橋育ち。七林小学校、七林中学校卒業。東邦音楽大学在学中から都内でキーボードの弾き語りによるライブ活動を始めた。人を惹き付ける歌声と心に沁みるオリジナル曲、驚異的な集客力が話題となり2005年にメジャーデビュー。2006年には劇場版アニメ映画「時をかける少女」の主題歌「ガーネット」で注目を集めた。ピアノやキーボードを弾いてのライブで、全国各地で精力的に活動し、最近ではCMでの「お部屋探しマスト」のフレーズで知られる楽曲「プロポーズ」でも幅広く親しまれている。

 記念式典では同校児童約450人、教職員、来賓者の前でミニライブを披露。卒業生でありプロとして活動する奥さんの演奏とトークに会場は盛り上がった。

 奥さんは「何十年ぶりに母校に来られてうれしい」と挨拶した後、「ふるさと船橋を思いながら(この曲を)作りました」と「僕が生まれた街」をピアノの弾き語りで披露した。曲の合間には「飯山満3丁目に住んでいました」と話すと、児童らは大歓声を上げた。

 また、「七林小学校の40歳の誕生日おめでとうの気持ちを込めて歌います」と楽曲「Birthday」を歌い、「世界にひとつだけの花」は奥さんと全校生徒が大合唱をして歌声が体育館に響き渡った。奥さんの代表曲であり、青春の切なく淡い恋心と変わらない友情を描いた「ガーネット」はピアノを弾きながら披露。奥さんは、時に優しく、時に力強く児童らに語り掛けるように歌った。

 「みんながいる教室で6年間過ごしたし、小学4年生の頃からトランペットを始めて器楽部に入り、一生懸命やってきました。ここで学んだことや、ここで作った友達は今でもずっとつながっていて今の自分を作っていると思います」とも。

 最後に「これからもずっとみんなにとってハッピーな日が続きますように!」と奥さんは「Happy days」を歌った。児童が手拍子とともに「ラララ…」と一緒に歌ったところ、奥さんは「七小はこんなもんじゃない! まだまだ!」と声を掛け、児童たちは一層大きな歌声で一つとなり、ライブは最高潮に達した。「たくさんの涙が笑顔に変わるよ、Happy days」と生徒たちにメッセージを届けるように演奏は終わった。

 演奏後、6年生で児童代表の伊東奈美さんが「奥華子さんは誇り。私たちも後輩として自分たちの夢を精一杯努力して叶えたい」とお礼の言葉を送り、6年生の志岐蒼太朗くんが花束を贈呈。同校校長の長谷川泰一さんは「生徒たちには身近な卒業生の中から偉大な先輩を知ってもらい、七小の良さを知ってもらいたい」と話した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 児童らと一緒に「Happy days」を歌う

  • 代表曲「ガーネット」を熱唱

  • 生徒代表から感謝の言葉と花束贈呈

  • 奥さんからの問いかけに元気に答える児童たち

この記事を書いた人

yumiko_mikami

yumiko_mikami

MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
船橋の魅力をどんどん発信していきます!
  • Facebook
  • Instagram
スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード