2019年10月23日 配信

10/23(水)船橋総合住宅展示場「2019わくわくファミリーまつり」

雨天の中ハンドメイドや飲食ワークショップなど25ブースが出店

 船橋総合住宅展示場(船橋市夏見1-3)で10月22日、「2019わくわくファミリーまつり」が開催され、船橋を中心とした25のハンドメイドや飲食、キッチンカー、市民団体などが出店。親子連れをメインに約250人が来場した。

 同イベントは4月27日に続いて2回目の開催となる。主催は船橋総合展示場。運営は同イベントの実行委員である子育て中のママ起業家団体「ニコ∞mama」の共同代表・関まりこさんと齋藤恵里さん、子育てママの情報紙「Mamachi」編集部の小林夢生さんによる。

 朝から風雨に見舞われたが会場では、前日からレイアウトを変更。来場者が傘をささずに会場をまわれるように屋根のあるテントの配置にするなどの配慮も。雨天での音響機材の設営や演奏が難しい全ての屋外ステージと一部の体験コーナーは取りやめとなった。

 会場のテント内には、近隣のカフェや焼き菓子、台湾料理などの出店があり、香りが漂い食欲をそそっていた。地元野菜の販売や船橋の魅力をPRするコーナーも。インフォメーションセンター内にはキッズスペースが設けられていた。

 「子ども店長」では小学生が店長をつとめ、マラカス(無料)やキャンディーバック(300円)を好きな素材を選んでつくることができる。「机に向かっての勉強ではできない社会経験をしてもらえれば」と関まりこさん。ハロウィンクラフト、ヘアゴムやアイシングクッキー作りなどの子どもも楽しめるワークショップも開催。イラストレーターによるボディーペイントで顔にハロウィン柄を描いてもらう子どもたちの姿も。ハンドメイドのブースでは手作りのアクセサリーやフラワーアレンジ、ベビー用品などの雑貨を販売していた。

 今年で活動3年目になる市民団体「制服バンク」のブースでは、不要になった制服を回収し必要な人へ譲る活動をPR。代表の及川恵さんは、「今日は雨の中オープン早々相談に来てくれた方がいました」と話す。制服のクリーニングを請け負う「福祉ねっと工房」の坂東双美さんと「制服バンク」の活動拠点である「ワーカーズコープちば」の杉本惠子さんとともに参加した。

 来場した40代の女性は「船橋で手作り品やグルメが楽しめるイベントが開催されてうれしい。またぜひ来たいです」と笑顔がこぼれた。

 運営の小林夢生さんは「風雨が強く心配でしたが、終始途切れることなく大勢の方に来場していただき感謝している。雨でステージが中止になり残念と言う声が多く聞かれたがおかげで予定通り最後まで開催できました」と話した。

 JR船橋駅北口から徒歩7分にある船橋総合展示場は今月40周年を迎える。同展示場の信夫幸樹さんは「4月に1回目を行った時にこの展示場を知らない人が多かった。市民のふれあいや活動の発表の場として地域に開かれた場所であり、季節ごとにファミリー層向けにイベントを行っている。展示場はモデルハウスを見るだけでなくライフサイクルに合わせて改装、改築などの相談にも応じている。これからも地元の皆さんに暮らしの楽しい発信基地としていきたい」と話した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

小林夢生

小林夢生

MyFuna編集部所属、ママ向け情報誌「Mamachi」の編集長。中学1年生(女)と小学校1年生(男)のママです。
ママが“元気”に“楽しく”子育てできる街づくりを目指しています!ハンドメイドマルシェをはじめ、各種イベント企画・運営も行っています。木曜日は「市場カフェ」で終日カフェスタッフもやってます。
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