2019年10月21日 配信

たくさんの人々でにぎわう会場 

10/21(月)「第34回船橋二和病院健康まつり」

健康をテーマに地域との親交を深める

 船橋二和病院(船橋市二和東5-1-1、TEL047-448-7111)第2駐車場で10月20日、「第34回船橋二和病院健康まつり」が開催された。

 船橋二和病院は創設38年、産婦人科開設30周年になる。創設後まもなくから地域のために行われている同祭り。船橋二和病院と船橋二和病院健康友の会が共同し、保健予防活動、外来・入院医療活動、在宅医療、介護活動へと総合的に医療・介護の取り組みを地域友の会役員・会員とで推進している。

 会場に入ると特別企画の井戸水簡易検査が行われており、各家庭の井戸水を持参すると水質検査が行われた。その隣りでは先着200本に限り、包丁研ぎ職人が無料で包丁研いでいた。包丁研ぎの職人は「毎年参加させてもらっていますが、毎回この包丁研ぎコーナーにたくさんの方が並んでくれます。喜んでいただけているようでやり甲斐があります」と話した。その他に針灸体験、ステンシル体験などもあり、本部脇ではポケットティッシュ(200円)を買うと参加できる、景品が当たる抽選会も行われていた。

 健康チェックコーナーでは、体力測定やメディカルチェックができ、来場者の一人は「普段病院に行ってないので、血圧とか測ってみました」と話す。

 中央のステージでは、医局の太鼓演奏や友の会の合唱、民謡が披露され、医師、看護師たちが漫才のように健康について話し、会場をわかせていた。その周囲では、二和病院の各職場による医療展示コーナー、介護カフェコーナー、友の会コーナーが展開され、バザーや模擬店、物販コーナーと来場者でにぎわっていた。中央のテーブルで寛いでいた4人の高齢者は「この病院に通院もしているし、この祭りに来るのが毎年恒例なっている」と話す。

 子どもコーナーではプロの絵師による「似顔絵」(1枚500円)、子ども遊具スライダー(200円、ポップコーン付き)で多くの子どもたちが楽しんだ。そのほかにもアロマセラピーや座談会「親子で取り組む思春期について」も開催。今回初参加の親子連れの女の子は「楽しいよ」とおいしそうに焼きそばを頬張っていた。

 同病院の池田誠治副院長は「健康がテーマで毎年行っています。職員と友の会と地域の住民、商店の協力があって出来ています。地域との絆を大切に今後も続けていきたいです」と話した。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 子どもコーナーのスライダー

  • 健康について漫才のように行う医師たち

  • 健康コーナー

  • 包丁研ぎコーナー

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